2008年6月1日
何よりもまず、神の国と神の義を求めなさい。そうすれば、これらのものはみな加えて与えられる。マタイによる福音書6章33節

メッセージ

25節から34節は「山上の説教」の中心になる言葉です。私たちの人生には「思い煩い」が影のように付きまとってきます。仕事や子どもの教育、老後について、また人間関係や経済的な問題などで思い悩むことが次々と起こるのではないでしょうか。しかし神様は私たちの困難や問題をすべてご存じです。従って私たちがなすべきことは、問題を自分の乏しい知恵や力で解決しようとするのではなく、神様に委ねることです。「神の国と神の義を求める」というのは「神様に向かうこと」です。そのとき私たちは神様の御手のご支配に包まれ、神様との正しい関係に入れられて、キリストの愛に生かされる中で日々の物質的・霊的必要は満たされていくのです。

東間 克美