横浜駅近く、丘の上にある教会。捜真バプテスト教会です。

先週の礼拝

主日礼拝
6月9日　午前10時30分より
メッセージ：「新しい時代の始まり」
聖書：使徒言行録1章3-5節、2章1-4、22-24、36-42節
説教者：小野慈美牧師

　旧約の時代は、イスラエル民族が｢神の民｣でした。しかし、ペンテコステの日から、信ずる者の群れである教会が、｢神の民｣｢新しいイスラエル｣となりました。新しい教会の時代が始まり、今も続いています。使徒1:3-5によると、主イエスは復活後４０日間弟子たちに現れ、「あなたがたは間もなく聖霊によるバプテスマを授けられる」と言われました。それがペンテコステの日に起こったのです。
　(1)最も大切な問い：「あなたがたが十字架に付けて殺したイエスを、神は主とし、またメシアとなさったのです」(36)とあります。「あなたがた」の多くは十字架に直接関与していない人々でした。しかし、彼らが「大いに心を打たれ」(37)たのは、自分の罪に気づかされたからです。罪、愚かさを示されることは、辛いことですが、恵みでありチャンスでもあります。このチャンスを逃すと、人は変わることが難しくなる。他人によって変えられると思うと、屈辱感、敗北感、メンツが邪魔をし、心が頑なになる。しかし、この時人々は、自分に語っているのはガリラヤの漁師ではなく神なのだということが分かったのです。そこで彼らは「兄弟たち、わたしたちはどうしたらよいのですか」(37)という、人間にとって最も大切な問いを発しました。
　(2)悔い改め：ペテロは「悔い改めなさい｡イエス･キリストの名によってバプテスマをうけ､罪を赦していただきなさい」(38)と勧めました｡悔い改めは、心の奥に隠されている闇が照らし出されることによって生じます。闇つまり罪を認めることは内面的な危機を伴います。しかし、まさにその罪が十字架によって赦されているというのが福音です。そして、この信仰を、今私たちに与えて下さるのが聖霊です。
　(3)悔い改めの結果:悔い改めの結果、解放、感謝、喜びが「聖霊の賜物」(38)として与えられます。そのことを喜び合うのが教会です。教会は、互いを十字架によって罪赦された者として受け入れ合い、励まし合い、支え合う群れです。裁き合い、けなしあうのは、聖霊にさからうことです。「キリストと結ばれる人はだれでも、新しく創造された者なのです。古いものは過ぎ去り、新しいものが生じた」(Ⅱｺﾘﾝﾄ5:17)｡聖霊の導きに委ねるとき、あなたにとって、きょうが新しい時代の始まりとなります。

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前　　　奏　　　 － 来たれ 聖霊よ －　J.S.バッハ
招　　　詞　　　　詩編 第５１編１２－１４節
賛　　　美　　　　２１－５６ 主よ、いのちのパンをさき
主の祈り　　　
交　読　文　　　　交読詩編 第１３３編
賛　　　美　　　　－ 大きく豊かな霊の計画 －　C.ギブソン　　　　　聖　歌　隊
教会の信仰告白
分かち合い
賛　　　美　　　　２１－４０６ 聖霊ゆたかに
聖　　　書　　　　使徒言行録 第１章３－５節、第２章１－４、２２－２４、３６－４２節　
祈　　　祷
黙　　　想
説　　　教　　　　「新しい時代の始まり」　　　　　　　　　 　　小野 慈美 牧師
祈　　　祷
賛　　　美　　　　２１－３４２ 神の霊よ、今くだり
献　　　金
感謝祈祷
子ども祝福式
賛　　　美　　　　２１－３４６（アーメン） 来たれ聖霊よ
祝　　　祷　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 小野 慈美 牧師
後　　　奏