![]() |
|
|
![]() |
この夏も、英・仏・米・韓と、キリスト・イエスにある兄弟姉妹方との豊かな交わりを与えられ、恵まれた時を持つことができました。BWA世界大会では、世界114カ国から12000名余のバプテストの信仰を持つ人々が英国バーミンガムに集まり、年齢、性別、人種、国籍、歴史、文化等の違いを越え、それぞれの仕方で「バプテスト」であることをアピールしていました。まさに町全体がバプテスト色に塗られていたと言っても過言ではありません。その姿にとても励まされました。特に印象に残ったのは、愛餐会の中でカーター元米国大統領が、「大統領としての多忙な日々の中にあっても、また80歳を超えた現在でも、時間の許す限り教会学校の教師を務めている」と証された、その真摯なお姿でした。この大会では、主の大宣教命令の下、世界の果てにまで福音を携えて行ったバプテストの先達達の熱い思いを、強く感じ取ることが出来ました。 さて今から57年前、わたしたちの先達は、この栗田谷の丘の上にイエス・キリストにある「神の教会」を設立しました。そして今、私たちも毎週この丘に登って来ます。真実の神との出会い、また兄弟姉妹としての主にある交わり、そして私達の信仰の基盤が、ここにあるからです。しかし、弟子達と共に山に登られた主イエスは、そこでの時を大切にされると共に、そこに留まることなく、弟子達とまた山を下られました。主イエスを待つ人々が、主を必要としている人々が、まだ麓には多くいたからです。 主イエスが示されたこの二つの事柄は、今を生きる私達にとっても重要なことです。教会の宣教は、常にこの二つの方向性の緊張関係の中にあるからです。故に、神の家の合い言葉は、「さあ、主の山に登ろう!」、そして「主と共にこの山を下ろう!」です。 おちぼ108号より |
|
お問い合せ おちぼ一覧へ戻る トップページへ戻る |