2008年6月15日
主よ、わたしはあなたを自分の屋根の下にお迎えできるような者ではありません。ただ、ひと言おっしゃってください。そうすれば、わたしの僕はいやされます。マタイによる福音書8章8節

メッセージ

これはカファルナウムに駐屯していたローマの軍隊の百人隊長が主イエス様に語った言葉です。彼は部下が病気で苦しんでいたので主イエス様に癒しを願いました。百人隊長の部下に対する思いやり、愛を見ることができます。ここには「ローマ皇帝の権威を持つ人」と「神の権威を持つ人」との対比があります。百人隊長は自らの立場を通して「権威」というものを理解しておりました。従って主の権威に対する洞察力、そして神の権威を持つお方への信仰による確信を持っていたのです。主はこの信仰をご覧になり、しもべの病気は癒されたのです。私たちもキリストの御名の権威の前に謙遜になって、すべてを委ねてお従いしていきましょう。その時主は、私たちの人生に恵みをもってダイレクトにご介入くださるのではないでしょうか……。

東間 克美