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「教会っていいよね −新社会人−」 樋口翼 × 藤森智子飛び込んでゆく新しい環境の中で、どうしたらもっと気持ちよく生きていけるのか。それをいつも考えたい。気持ちのよい毎日のためにしたいこと。「私はひとりではないんだ」 今日という日に感謝し、祈りを捧げること?それとも・・・・・。 この春新しいスタートをきる2人に色々話してもらいました。 智:私この春から保育者になるんだ。母が幼稚園の先生だったし、私も子供が好きなんだ。高3のとき進路を決めて短大の保育科に入ったけど、この春卒業して自分の出身した幼稚園で働くの。 翼:僕は高校の頃、大工になりたいと思ってたんだ。親父が中2の時に八ヶ岳にログハウスを建てたんだ。それがきっかけ。大学は政治経済を志望したんだけど、就職活動の時「家」に関わりたいと思い、ハウスメーカの営業を志望したんだ。この春からメーカーの社員として展示場で働くことになったんだ。 智:「子どもを好きなだけでは勤まらない」 これは実習の度に涙した言葉だけど、ほんとに私を苦しませてくれた。どんな保育者になりたいかナって考えたんだけど、はじめは子どもに好きになってもらいたいっていう気持ちが強かったんだ。でも今は子どもに愛情を注いであげることができる人になりたい。大人になったとき、幼稚園の頃、愛されていたと感じてくれたらいいでしょ!だから私の結果は20年後なんだ。 翼:そーなると結婚しても続けなきゃね。僕も人とつき合っていくという点では、住宅の営業は長いスパンで人と付き合っていく仕事だと思う。お客さんの希望を設計に反映しつつ、建てた後も付き合っていける営業をしたいな。 翼:教会って色々な年齢の人に会えるのがいいよね。教会に来なければ同じ歳のつき合いしか無いでしょ。色々な人と色々な話をしてきたことで色々な見方で考えられるようになったかな。悩み事を人生の先輩方に相談に乗ってもらえていたこともかった。これから仕事を通していろんな人に会って話すでしょ。教会でのつき合いが蓄えになると思うんだ。おかげで面接でも緊張しなかったし。 智:私は面接はやりにくかった。出身園だからみんな知っている人でしょ。私が通っていたときの先生もいらっしゃるし。3月まで智子ちゃんで、4月からは智子先生だよ。幼稚園の時、頑固な性格だったんでみんな覚えて下さっているみたい。 翼:へー、そーなんだ。ところで僕はこの教会に高1のクリスマスに来たんだ。はじめてみる僕に対して家族のように話しかけてくれるみんなの接し方がすごく嬉しかった。そういう雰囲気を今度は自分が作り、みんなにしてあげられる立場になろうとCS教師を始めたんだ。大学1年と今年、CSを担当させてもらったんだけど、誰に対しても家族のような居場所を造ってあげられるように意識しているんだ。CSやっていと、実は子どもたちからエネルギーをいっぱいもらってるよね。 智:私はCS教師2年目。最初中学生、今年は小学生。私も「子どもたちが待っているから」と言いながら、生徒より自分自身がCSを楽しんでいる。日曜日に子どもと一緒に礼拝を捧げることが、心の余裕を取り戻してリセットしてくれているんだ。 翼:4月から生活ががらりと変わるでしょ。住宅の営業なんで日曜日も仕事。この先教会に通えるか不安なんだ。どんな時も帰るところになってくれるのが僕にとっての教会なんだ。 智:実習中に救いだと感じたのは、人前に立つことに幾分慣れていたことかな。幼稚園や保育園で子どもの前に立つことはとても緊張するんだ。自分の発した言葉が子どもたちにどれだけ影響を与えると思う?ほんの一言、何気ない一言が子どもたちの良い成長にも悪い成長にもなるかもしれないし。毎週子どもと過ごし、100人近くの子どもを前に話をしている私は恵まれていると思うんだ。 |
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