「風林火山」を演じる人びと

今年度から新役員としてご奉仕される方が選ばれました。迅速性、安定性、積極性、それを上手く発揮する力が期待されます。
インタビュ―:檜佐章子 2007.7

NEW VOICE 音楽委員会委員長 徳田博子


Whirlwinds

小さい時から六角橋教会に通っていましたが、捜真女学校入学をきっかけに捜真教会に通うようになりました。子育て中の10年間とアメリカ生活2年間を除きずっと聖歌隊と奏楽の奉仕をしてきました。

受洗したのは捜真の女学生の時。神様に対する純粋な気持ちからですが、直接のきっかけは祖父の死に出会ったことです。役員になることは、今までは毎週の礼拝に欠かせない聖歌隊の責任を持っていたのでとてもできないと、ずっと辞退してきました。でも、「音楽担当者は教会全体の流れを知っておく必要がある。」という牧師の意見により、ここ2〜3年毎月役員会に陪席してきました。今回役員になって改めて役員会に出席し、議決権という責任が生じたことを強く感じました。いよいよ神様から「しっかり働くように」と言われているような気がします。私を導き、育ててくださった信仰と音楽指導の先輩の歩まれた後に倣って、教会の未来の担い手となる若い人を育てることが私の使命と考え、持てる時間と能力を惜しみなく神様に捧げていこうと思っています。大好きな捜真教会のために!

NEW VOICE 総務部書記 永坂嘉清


Forests

初めて教会に来たのは、家内(永坂晴子さん)と結婚したときです。その後、内藤トミ先生に誘われて聖歌隊に入りました。そして、成人科での学びを重ね、東間さんに背中を押されて40歳で洗礼を受けました。

多種多様なタラントを持った兄弟姉妹が本当に多いなと、改めて感じています。「パワーに溢れる元気な教会」を支えているのは、この多彩なタラントのおかげだと思います。それだけに、今まで教会をまとめてこられた役員のご苦労には頭が下がります。教会は、役員と教会員が共に助け合っていかなければ到底成り立たないことを実感しています。正直なところ、私の年代は仕事や家庭さらには老親の問題など多くの課題を抱え、多忙を極めていますが、逆に私達の年代だからこそ役に立つことがあると思います。信仰の先達が残してくれた私達の教会を、次の世代へ、少しでも良い形で引き継げるよう橋渡しをしていくのが、私の役目だと思っています。今のこの時が、私にとって一生で一番忙しい時期(?)なのかもしれませんが、与えられたこの「時」を楽しんで教会生活を送っていきたいと思います。

NEW VOICE 教育委員会委員長 水上博之


Flames

3 年前、2 人の娘をCS に連れて来た時が、捜真教会との出会いでした。以来、礼拝にも出席するようになり、バプテスマを受け、やがてCS の教師も務めさせていただくようになりました。

役員となり、教育委員長の任を拝することになりました。教育委員の役割は、CS、子供の教会、バイブルクラスを中心とした教会での教育の場をマネジメントしていくことです。私の娘たちもCS や子供の教会に参加し、妻と私はCS 教師や子供の教会の世話係として参画しており、そのような場をより楽しいものにしていけたらと思います。楽しい場があるということは、その裏で労力を割いて支えてくださる方々がいるということでもあると思います。私自身、教会に通うようになってから、CS、キャンプ、その他たくさんの楽しい時間を過ごしてまいりました。その裏には、多くの諸先輩方のご奉仕があり、それが綿々と受け継がれて今の捜真教会があるのだと思います。これからは、みなさんが楽しく集える教会になるよう、色々と力添えをしてまいりたいと思います。

NEW VOICE 財務委員会委員長 勘田義治


Mountains

タイ北部山岳地帯の少数民族カレン族の村の「ファイナムカオ教会」で突然バプテスマを受けました。そして、タイからの帰りに森島牧師から捜真教会のことをお聞きし、早速その週から教会に通うようになったのです。

突然のバプテスマは、友人の六浦小学校の島田校長が現地で受洗する時に「勘田さんもどうですか?」と誘われたのがきっかけです。教会に通うようになり、家族や友人からは180度人生が変わったように言われますが、私としてはさらに180度回転して360度となり、何が変わったのだろうと思います。たしかに毎週教会に通うようになり、教会や礼拝について考える時間が増えました。
晩年の漱石がある禅僧へ出した手紙に「私は50になってはじめて道に志す事に気のついた愚物です。その道がいつ手に入るだろうと考えると、大変な距離があるように思われてびっくりしています。」という一文があります。役員となって、その距離にびっくりしながらもその先に何があるのか興味津々という感じです。湯川秀樹ではありませんが「急がず、休まず」奉仕を続け、先輩諸氏の働きを見ながら「何に頼って、何をモデルにするか」を考えたいと思います。

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