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横浜駅近く、丘の上にある教会。捜真バプテスト教会です。

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礼拝Worship

  メッセージ > 先週までの礼拝 > 2015年6月14日

先週の礼拝

主日礼拝・子ども祝福式
6月14日(日) 午前10時30分より
説 教:「子供にならんとあかん」
聖 書:ルカによる福音書18章15-17節
説教者:長谷川温雄師

子ども祝福式
6月14日(日)は花の日・子どもの日です。主日礼拝において、子ども祝福式を実施しました。

今朝は上に示したパロデイ風の説教題をつけましたが、実際に可能なことでしょうか。これは三福音書に共通した記事があります。リアルな書きぶりから推すと寓話ではなさそうです。祭りのときに親が子供たちを連れて集った。「乳飲み子」と言いますから、3歳ぐらいまでの子を含めているのでしょうか。わが国でも七五三という装束改めの似たような儀式がありますが、キリスト教のそれとは大きく異なっています。バプテスマ式とももちろん違います。旧約聖書に出典を求めてみますと、イシュマエルとイサクにあたりますが、前者は肉による希望の子であり、後者は霊と肉による神への捧げものという大きな隔たりが見られます。父であるアブラハムの信仰によって、イサクは「よし」とされた。そこに祝福の原点が見られます。子供は親の老後を養う者でなく、神に捧げられたものというイメージが濃いのです。集まった群衆の中には弟子をはじめとして、ファリサイ派の人たちも居たことでしょう。主が弟子たちの行為を叱られた理由はいろいろ考えられますが、それにはファリサイ人への裁きでもあったのではないでしょうか。彼らは宗教的な資格を要求してイエスに反対したと考えられます。子供はそういう資格なしに、主の愛によって救われることが強調されています。
今日、イスラムの原理主義では男性の思想を女性や子供に強いて、かれらの自由な発想を束縛する動きが見られます。主はこうした中で神の自由な恵みによる救いを人々に願っておられるのです。そこには無条件の信頼が基礎となっているということができます。わたしたちは主イエスのニコデモへの回答のように「こどものようにならんといかん」ということはできません。しかし神によって「新しくされる」ことは可能です。そして自分の「十字架」を背負うことが求められていますが、すでに主イエスによって背負われていることを知って感謝するのです。幼児祝福式の目指すところは、子供を神に捧げて、無条件の信頼の中で、神の愛に感謝することに尽きるのであります。

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前   奏   − 愛するイエスよ − F.ペーテルス
招   詞   詩編 第71編5−6節
賛   美    21−51
主の祈り
交 読 文   交読詩編 第33編
賛   美   21−105
分かち合い   
賛   美   − 主をほめたたえよ −            聖 歌 隊
聖   書   ルカによる福音書 第18章15−17節 (新共同訳新約 144頁)
祈   祷   
黙   想   − メディテーション − Satkz
説   教    「子供にならんとあかん」          長谷川 温雄 師
祈   祷
賛   美   21−106
献   金
感謝祈祷
子ども祝福式
賛   美   21−29(アーメン)
祝   祷                          長谷川 温雄 師
後   奏

礼拝堂正面のイエス様Soshin Baptist Church捜真バプテスト教会

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