5月26日(日)10時30分より
メッセージ:「24時間営業の神」
聖書:詩編121編
説教者:小野慈美牧師
※どなたでも視聴できます。
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「セブンイレブンいい気分。開(あ)いててよかった」というCMがありました。当時、多くの商店が午後7時ころ閉店になる中、この店は、遅くまで営業しているので、「あいててよかった」というわけです。
詩121編は、巡礼の歌、あるいは、旅に出るにあたっての励ましの言葉と言われています。
1目を上げて、わたしは山々を仰ぐ。わたしの助けはどこから来るのか。旅に出る者が、山々(困難の象徴)を見上げ、不安を表明します。しかし、同時に、山々の背後におられる方に目を注ぎます。
2 わたしの助けは来る/天地を造られた主のもとから。災いや苦難は、世界の中で起こりますが、神が「天地を造られた主」である以上、この世界はわけのわからぬ運命のような力に操られているのではない。たとえ世界に痛みや苦しみがあっても、なおヤハウェの神は信頼すべきお方なのです。
3節以下は、旅人を送り出す者の言葉です。旅の苦難はあるが、主は、まどろむことなく、眠ることなく、(24時間)見守ってくださる(3,4)。主は「あなたの右にいます方」(5)。「右」は、守ってくれる人の立ち位置です。昼、灼熱の太陽の中、旅するのは、きわめて危険でした。主は、「あなたを覆う陰」とは、あたかも日傘で覆って陰を作ってくださるようです。また、当時、月の光はさまざまな病気をもたらし、精神を不安定にすると考えられていましたが、主はその災いからも守ってくださる(6)。災いが無いというのではない。しかし、その災いの中で主は魂を見守ってくださる(7)。旅の始まりから、終わりまで。「今より、とこしえに」(8)。
<人生という旅>
私たちは、例外なく、人生という旅の途中にあります。その旅の中で、不安を覚えることもあるでしょう。若者は、未来に対して漠然とした不安を抱えている。子育て中の親は、子どもたちの将来に不安を覚える。現役の社会人は、自分の健康や職場に不安を覚える。高齢の方は、老いていくという厳しい現実に立ち向かわなければならない。そして死という大きな「山」が日々迫ってくる。そのとき、
4 見よ、イスラエルを見守る方は/まどろむことなく、眠ることもない。という宣言に耳を傾けるのです。私たちの神は、24時間営業の神なのだ!
<生まれた時から老いる日まで>
3あなたたちは生まれた時から負われ/胎を出た時から担われてきた。4 同じように、わたしはあなたたちの老いる日まで/白髪になるまで、背負って行こう。わたしはあなたたちを造った。わたしが担い、背負い、救い出す(イザヤ46:3-4)。この世界で生きるとき、山々(困難)はあります。しかし、その世界をお造りになったのは、主なる神なのだから、困難があるとしても、主に信頼しよう。生まれてからずっと、神様のことを知らないでいたときも、そして、これから、神様のことをわからなくなってしまうことがあっても、神様が私たちを背負って放り出すことはなさらないのだという約束です。
そのような神様の約束が、出来事として起こったのが十字架です。神様の側では、ひとときも私たちを愛することをおやめにならない。喜びの時も、悲しみのときも、神様のところに行くとき、神様のお店にシャッターが下りていることはない。そして、私たちは知るのです。「あいてて良かった」と。
前 奏 - プレリュード ト長調 - F. メンデルスゾーン
招 詞 詩編103編1-2節(下記)
賛 美 讃美歌21-208 主なる神よ、夜は去りぬ
主の祈り
賛 美 - 聖霊によりて - 聖歌隊
聖 書 詩編121編 (旧約p.968)
祈 祷
黙 想
説 教 「24時間営業の神」 小野慈美牧師
祈 祷
賛 美 讃美歌21-155 山べにむかいて
献 金
感謝祈祷
賛 美 讃美歌21-29 天のみ民も
祝 祷 小野慈美牧師
後 奏
分かち合い 認定こども園捜真幼稚園教職員紹介
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わたしの魂よ、主をたたえよ。わたしの内にあるものはこぞって
聖なる御名をたたえよ。わたしの魂よ、主をたたえよ。主の御計らいを
何ひとつ忘れてはならない。 (詩103:1-2)
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