1月26日(日) 午前10時30分より
説 教:「栄光に輝くイエス」
聖 書:ルカによる福音書9章28-36節
説教者:藤巻正悟師
キリスト教は光の宗教です。「光あれ」という言葉で天地創造が始まったことからも、キリスト教において光という概念がいかに重要であるかを理解できます。「栄光に輝くイエス」(32節)というこの短いフレーズの中に、私たちが信じている方の根本的なご性質が表現されています。主イエスとは光であり、ご自身から発せられる神の輝かしい栄光に満ちておられます。
ところが、山上で栄光の姿を披露された主は、その状態にふさわしくないと思われることをなさいました。「エルサレムで遂げようとしておられる最期について話していた」(31節)というのです。死というのは光が全くない、恐ろしい真暗闇のイメージを人々に与えてやみません。だから私たちは、この場面で主がご自分の死について語られることに違和感を禁じ得ないのです。
しかし、「最期(ギリシャ語のエクソドス)」という単語は、「脱出」の意味をも持っています。主は最期について語られると同時に、脱出についても語られたということです。何からの脱出かと言えば、それは人間にとって最大の恐怖である死からの脱出です。十字架上での惨たらしい死は、神の栄光そのものである復活へと確かに繋がっているからです。実に、ここで主は、自らの死の後に起こる栄光に満ちた甦りについての確証を弟子たちに与えられたのでした。
この個所で描き出されているのは、祈りの中で示された父なる神の御心を、深く静かに受け止めた主のお姿です。「これはわたしの子、選ばれた者。これに聞け」(35節)という父なる神のお言葉は、苦難の僕として十字架への険しい道を歩むという主の決心が、御心に適っていることを現しています。この救い主にのみ聞き従う歩みを進めていくことが、私たちには求められているのです。
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前 奏 − ただ汝のみに、主イエス・キリストよ − J.パッヘルベル
招 詞 詩編 第27編1節
賛 美 21−277
主の祈り
交 読 文 交読詩編 第96編
賛 美 21−16
分かち合い
賛 美 − おどり出る姿で − 聖 歌 隊
聖 書 ルカによる福音書 第9章28−36節 (新共同訳新約 123頁)
祈 祷
黙 想 − ああ神よ、天より見守りたまえ − J.パッヘルベル
説 教 「栄光に輝くイエス」 藤巻 正悟 師
祈 祷
賛 美 21−509
献 金
感謝祈祷
賛 美 21−24
祝 祷 小野 慈美 師
後 奏
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