横浜駅近く、丘の上にある教会。捜真バプテスト教会です。

先週の礼拝

2月9日(日)　午前10時30分より
説　教：「なんと信仰のない、よこしまな時代なのか」
聖　書：ルカによる福音書9章37-43a節
説教者：藤巻正悟師

　「なんと信仰のない、よこしまな時代なのか。いつまでわたしは、あなたがたと共にいて、あなたがたに我慢しなければならないのか」。この言葉は主イエスから弟子たちに向けられたものでした。ある父親から、悪霊に取りつかれている一人息子を癒してほしいとの依頼を受けた弟子たちでしたが、彼らの悪霊追放の業は失敗に終わりました。彼らにはそのための能力と権能が与えられ（9:1）、実際にそのような行為をしたことがある（9:6）にもかかわらずです。

　しかし、その成功体験こそが失敗の根本原因でした。主から与えられた力であるのに、弟子たちはいつの間にかそれを己に由来する能力と過信するようになっていたのです。主から賜った無条件の恵みの力を、信仰とは全くかけ離れたところで使おうとしていた。もともと自分の力ではないのですから、信仰がなくなった時にその力を発揮できなくなるのは当然のことです。自分自身を誇示しようとする思い上がりに満ちた弟子たちの心の有り様を、主は厳しく非難されたのでした。

　よこしまであるというのは、曲がっていること、神に対して心がまっすぐでないということです。神にではなく自分に向けられた心、神中心ではなく自己中心的な生き方、それがキリスト教における罪に他なりません。私というこの人間だけに与えられた唯一無二の特別な賜物を、己のために用いるのではなく、神のご栄光のためにお献げすることこそが、キリスト者の生き方です。礼拝から派遣される日常生活の具体的な現場において、神に対するまっすぐな心を持ち続けること、すなわち神の御業がなるようにという祈りをもって自分を献げつつ生きていくことが求められています。

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前　 　奏　　　− よろこびとさかえに満つ −　R.ヒラート
招　 　詞　　　ペトロの手紙�U 第３章８−９節
賛　　　美　　２１−２９０
主の祈り
交　読　文　　交読詩編 第９７編
賛　　　美　　２１−３５６
分かち合い
賛　　　美　　− 究め得ぬ豊かな主 −　　　　　　　　　　　　聖　歌　隊
聖　　　書　　ルカによる福音書 第９章３７−４３節ａ　（新共同訳新約 123頁）
祈　　　祷
黙　　　想　　− 今日こそ主の日なり −　C.S.ラング
説　　　教　　「なんと信仰のない、よこしまな時代なのか」　　藤巻 正悟 師
祈　　　祷
賛　　　美　　２１−４５６
献　　　金　
感謝祈祷
賛　　　美　　２１−８８
後　　　奏


2月8日の大雪後、バスも動かず、徒歩の方達で教会学校、主日礼拝を守りました。礼拝前に教会学校の生徒、教会員で雪掻きをしました。