3月2日(日) 午前10時30分より
説 教:「あなたはやり直せる」
聖 書:ルカによる福音書22章31-34節
説教者:小野慈美師
「サタンはあなたがたを、小麦のようにふるいにかけることを神に願って聞き入れられた」(31)。「ふるいにかける」とは、試練によって、隠されていた真実の姿があらわにされることを意味します。このときのペテロは、一番弟子としてのプライドにかけて豪語しました。「主よ、御一緒になら、牢に入っても死んでもよいと覚悟しております」(33)。それに対して主イエスは、ペテロのプライドを打ち砕くような予告をなさいます。「ペトロ、言っておくが、あなたは今日、鶏が鳴くまでに、三度わたしを知らないと言うだろう」(34)。
その直後、主イエスが逮捕され裁判を受けている様子を遠くから伺っていたペテロは、「あなたもイエスの仲間だ」と問い詰められ、三度否定しました。そのとき鶏が鳴きました。すると「主は振り向いてペトロを見つめられた。ペトロは、『今日、鶏が鳴く前に、あなたは三度わたしを知らないと言うだろう』と言われた主の言葉を思い出した。そして、外に出て、激しく泣いた(61-62)。」
主イエスのまなざしは、一方では、ペテロの弱さ愚かさを照らし出すまなざしでした。しかし、同時に、そのペテロの罪を赦す慈しみのまなざしでした。このとき、ペテロは「わたしは、あなたのために、信仰が無くならないように祈った」(32)という主イエスの言葉を思い出したことでしょう。
この場合の「信仰」とは、自分は大丈夫という自信ではありません。ふるいにかけられ、隠れていた罪の姿が露わになっても自分を見捨てないという主イエスの愛に対する信頼のことです。自分が自分を見捨てたくなることがある、そしてサタンがその方向へと激しくいざなう。しかし、そんなときでも主イエスはわたしたちをあきらめないと言われます。自分の力で立ち直るのではなく、主イエスによって立ち直らせていただけるのです。ここに希望があります。
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前 奏 − み神のみわざは − J.G.ヴァルター
招 詞 箴言 第16章1−3節
賛 美 21−309
主の祈り
交 読 文 交読詩編 第114編
賛 美 21−51
分かち合い
賛 美 − 究め得ぬ豊かな主 − 聖 歌 隊
聖 書 ルカによる福音書 第22章31−34節 (新共同訳新約 154頁)
祈 祷
黙 想 − わたしは神から離れない − J.L.クレプス
説 教 「あなたはやり直せる」 小野 慈美 師
祈 祷
賛 美 21−530
献 金
感謝祈祷
聖 餐 式 賛 美 21−78
聖書朗読と感謝祈祷
配 餐
賛 美 21−25
祝 祷 小野 慈美 師
後 奏
<受難節>
イースターに先立つ7週前の水曜日から始まる、日曜日を除いた40日間を受難節(レント)と呼びます。今年は3月5日の「灰の水曜日」から受難節に入り、4月19日までとなります。主イエス・キリストの十字架への道行きならびにその死を覚え、復活の喜びを祝うに至るまでの悔い改めの期間として、325年開催のニカイア公会議にて制定され、今日まで大切に守られてきました。
今日のCS中高青年科は小6生と一緒に分級を過ごしました。
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