主日礼拝(棕櫚の主日)
4月13日(日) 午前10時30分より
説 教:「しかし……あなたは聖なるおかた」
聖 書:ルカによる福音書22章39-46節
説教者:佐藤和久師
主イエスは深い願いを叫ばれます。「父よ、御心なら、この杯をわたしから取りのけてください」と。
ゲッセマネで祈るこの祈りは「我らをこころみにあわせず」という主の祈り六つ目にあたります。
主は「この杯をわたしから取りのけてください」と三度祈られました。これは「悪より救い出したまえ」という主の祈り七つ目に見られます。
父なる神がどのようになさろうと、それを受け止め心を整えるように、主の祈り三つ目、「みこころの天になるごとく 地にもなさせたまえ」を強く感じずには居られません。
弟子たちに教えられた主の祈りでは「天にまします われらの父よ」と公式な呼び方ですが、ゲッセマネでは、自然に「アッバ、父よ。」という叫びになっています。そこにあるのは父と子の姿です。
「アッバ」と呼ぶことで、天の父にご自分を精一杯ぶつけて、お父さんアッバならどんなことでもしてくれると、全く子供らしい信頼です。弟子たちに祈りを教えるとき、主イエスはただ唱える言葉を教えておられるのではありません、祈りを行為として捉え私たちのあり方を示されます。
しかし、「わが神、わが神、なぜわたしをお見捨てになったのですか」と叫ぶほど主は十字架でご自身を救わなかった、このような主イエスの救いなき状態の深みが、神への従順の高みです。
神様は初めの日に無から世界を創られたように、あの十字架のゼロの地点にたって世界を救われました。
なぜ人間には不可能な道を、歩まれたのでしょうか。
ここで、私たちの理性は行き詰まります。
私たちにできることは「しかし……あなたは聖なるおかた」と叫ぶだけです。
「ああ、神の富と知恵と知識のなんと深いことか。だれが、神の定めを究め尽くし、神の道を理解し尽くせよう」。ローマ11:33。
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前 奏 − 悩みの淵より主をよびまつる − S.シャイト
招 詞 詩編 第54編6節
賛 美 − ダビデの子ホサナ −
− 栄光と賛美とほまれ − キッズクワイア・ジュニア聖歌隊
賛 美 21−28
主の祈り
交 読 文 交読詩編 第22編1−6節
賛 美 21−307
分かち合い
聖 書 ルカによる福音書 第22章39−46節 (新共同訳新約 155頁)
祈 祷
黙 想 − 主よ我らは汝により頼む − J.C.バッハ
説 教 「しかし…あなたは聖なるおかた」 佐藤 和久 師
祈 祷
任 職 式 教会教育奉仕者
賛 美 21−288
献 金
感謝祈祷
賛 美 21−27
祝 祷 小野 慈美 師
後 奏
ジュニアキッズクワイアの子ども達が棕櫚の葉を持って入場しました。
教会教育奉仕者の任職式がありました。
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