主日礼拝・聖餐式
5月4日(日) 午前10時30分より
説 教:「エルサレムからエマオへ」
聖 書:ルカによる福音書24章13-35節
説教者:小野慈美師
イースターの日の午後、二人の弟子がエルサレムからエマオに向かって歩いていました。そこに旅人(主イエス)が現われましたが、二人は「イエスは十字架で死んだ。もう何の希望も無い。」と思いこんでいたので、気付きませんでした。人は、或る前提を持っていると、それ以外の見方ができないものです。二人は、メシアとはこうあるべきだと決めつけていて、聖書に基づいて理解しようとはしていなかったのです。しかし、主イエスは、決して信仰深いとは言えない弟子たちに、彼らの鈍さ、愚かさを指摘しつつも、忍耐強く丁寧に、メシアについての(旧約)聖書の預言を解き明かしました。彼らはその話を聞きながら心が熱くなるのを感じましたが、どうしてなのかはまだわかりませんでした。
やがてエマオに着きました。二人は旅人と別れがたいものを感じたので、「一緒にお泊まりください」(29)と誘い、食事を共にしました。旅人がパンを裂いたときに、それが主イエスであることに気づかされました。その途端、お姿は見えなくなりましたが、主イエスがいなくなったのではありません。二人は知ったのです。エルサレムからエマオへの道中においても主イエスがずっと共におられたこと、そしてその主は、今は目には見えなくとも、これからもずっと共にいてくださることを。
わたしたちの人生にも、日が暮れてどんどん暗くなっていくように、自分をとりまく現実が重苦しくなっていくように思われることがあります。見える現実がすべてだと思いこんでしまいます。そんな「物分かりが悪く、心が鈍」い(25)わたしたちです。
そのようなときは、「主よ、共に宿りませ」(讃美歌21-218)と祈りましょう。
主イエスは、わたしたちの魂の叫びに答えてくださり、「主が共におられる」という見えない現実に目を開かせてくださいます。
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前 奏 − 天にましますわれらの父よ − シャイデマン
招 詞 詩編 第68編20−21節
賛 美 21−289
主の祈り
交 読 文 交読詩編 第122編
賛 美 21−204
分かち合い
賛 美 − 恐れを捨て去り − 聖 歌 隊
聖 書 ルカによる福音書 第24章13−35節 (新共同訳新約 160頁)
祈 祷
黙 想 − メディテーション− Satkz
説 教 「エルサレムからエマオへ」 小野 慈美 師
祈 祷
賛 美 21−218
献 金
感謝祈祷
任 職 式 教会役員(執事・監事)
聖 餐 式 賛 美 21−79
聖書朗読と感謝祈祷
配 餐
賛 美 21−91(アーメン)
祝 祷 小野 慈美 師
後 奏
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