主日礼拝
7月20日(日) 午前10時30分より
説 教:「まことのおもてなし」
聖 書:ルカによる福音書10章38-42節
説教者:小野慈美師
「マルタがかわいそうだ、マルタも必要だし、マリアも必要だ」という意見もあるでしょう。しかし、主イエスは確かにマルタをたしなめられたのです。本当のもてなしとは、自分が良いと思うことを相手に押し付けることではなく、相手の心を洞察してそれに応えようとすることです。このときの主イエスの望みは、話を聞いて欲しいということでした。マリアは、その心に気づいて従ったという点で「まことのおもてなし」をしたのです。一方マルタは、自分のもてなしのプログラムに、もてなす相手を従わせようとしてしまいました。この種の過ちにはなかなか気付かないものです。なぜなら、自分は良いことをしているという自負があるし、一生懸命やっているからです。この一生懸命さゆえの自己絶対化。マルタの過ちはこのことだったのです。
さらに、主イエスが伝えたかったことは、すでに愛されているのだから、奉仕によって神の愛を得ようとする必要はないよということでした。マルタも年老いたら、若いときのような「もてなし」のわざができなくなります。そのとき、もし誰かから「マルタはちっとももてなしの手伝いをしない」と責められたとしたら、主イエスはマルタを守るでしょう。「神様は以前のマルタも今のマルタも愛しているのだ。その愛をマルタから『取り上げてはならない』」と。この神の無条件の愛こそ、人間にとってどんなときでも「必要な・・・ただ一つ」のことなのです。
主はマルタに、そしてわたしたちに言われます。「さあ、あなたも私の足元にすわりなさい。それこそが、わたしへのまことのもてなしなのだ。まず、わたしの言葉を聞いて、その上で、今のあなたにわたしが求めていることをしなさい。そうしたら、的外れな奉仕をしなくてもすむようになる。そして、見える働きが何もできなくなったときも、安心してわたしのもとにいなさい。わたしはあなたを変わることなく愛し続けるから。」
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前 奏 − キリストよ我らをあわれみたまえ − J.S.バッハ
招 詞 詩編 第61編2−3節
賛 美 21−16
主の祈り
交 読 文 交読詩編 第131編
賛 美 21−201
分かち合い
賛 美 − ときは今 − ジュニア聖歌隊
聖 書 ルカによる福音書 第10章38−42節 (新共同訳新約 127頁)
祈 祷
黙 想 − 神のみわざはまたく尊し − J.G.ワルター
説 教 「まことのおもてなし」 小野 慈美 師
祈 祷
賛 美 21−521
献 金
感謝祈祷
賛 美 21−83(アーメン)
祝 祷 小野 慈美 師
後 奏
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