主日礼拝
3月22日(日) 午前10時30分より
説 教:「恵みの深みへ」
聖 書:ルカによる福音書5章1-11節
説教者:菊池美穂子神学生
主イエスの語られる神の言葉を聞きたいと、大勢の群集が押し掛けました。一方それには構いもせず、仕事に励んでいる漁師たちがいました。不思議なことに、主が目を留められたのはこの漁師たちでした。主イエスはペトロに近づかれます。神様の選びは私たちには予想できません。神様は私たちが気付かないうちに近づいて来られるのです。
「沖に漕ぎ出して網を降ろし、漁をしなさい」(4)。「沖」という言葉は、元々は「深み」という言葉です。主イエスは、深い所に漕ぎ出すようにペトロに命じられました。主イエスは神の言葉の専門家ですが、漁に関してはペトロの方がよく知っています。一晩中漁をして何もとることができなかった漁師たちです。望みはありません。それでもペトロは主の言葉に従いました。疑いがあったかもしれません。それでも良いのです。人間の言葉ではありません。主イエスが命じられる言葉です。この主の命じられる言葉にのみ従っていった時、そこは必ず神の恵みの深みになります。人間の知恵や力では決して見つけることのできない神の宝物があるのです。主を信じて生きるというのは、自分の知識や能力とは全く関係ありません。主が言われる通りに、ただ主の言葉にのみ従って生きることです。
人間を遥かに超えた神の力を目の前にして、ペトロは恐ろしくなりました。「主よ、わたしから離れてください」(8)。主イエスが神であり自分が罪人であることが分かったのです。しかし主は言われます。「恐れることはない」(10)。主イエスは私たちが罪人であることを誰よりもご存知で、尚、私たちを信じておられるのです。あなたなら大丈夫、やってごらんと、人間をとる漁師の務めに押し出しておられるのです。ペトロは今まで、自分が漁師であることに囚われないで、ただ主イエスの言葉に従ってきました。それと同じように、罪人であることに目を向けないで、主が私を信じてくださるように、ただ主の言葉を信じればよいのです。「さあ、恐れるな。私の言葉に信頼して、大胆に、喜んで、恵みの深みへ漕ぎ出しなさい。」
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前 奏 - われらの救い主なるイエス・キリストは - F.トゥンダー
招 詞 申命記 第31章6節
賛 美 21-127
主の祈り
交 読 文 交読詩編 第25編
賛 美 21-301
分かち合い
賛 美 - キリスト十字架にかかられた - 聖 歌 隊
聖 書 ルカによる福音書 第5章1-11節 (新共同訳新約 109頁)
祈 祷
黙 想 - トッカータ - G.フレスコバルディ
説 教 「恵みの深みへ」 菊池 美穂子 神学生
祈 祷
賛 美 21-461
献 金
感謝祈祷
賛 美 21-29(アーメン)
祝 祷 小野 慈美 牧師
後 奏
ギデオン協会よりアピール
東神大で学ぶ神学生の説教でした。
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