主日礼拝・聖餐式
5月1日(日) 午前10時30分より
説 教:「勇気を出しなさい」
聖 書:ヨハネによる福音書16章25-33節
説教者:小野慈美牧師
人生には辛いことがたくさんありますが、その辛さをさらに辛く感じさせるのが、孤独です。苦難があっても、孤独で無ければ苦難に耐えることができます。「勇気を出しなさい」という言葉は、どんなときでもわたしたちが孤独ではないことを約束し励ます言葉です。そして、この言葉の確かさは、主イエスが文字通り身をもって示してくださった主の言葉の真実さにあります。
わたしたちが、「主イエスを信じます」というとき、何を信じているのでしょうか。一般的に誰かを信じるというとき、それはその人の言葉を信じるということです。言葉とその言葉を語る存在を切り離すことはできません。人間には裏切られることがある。あるいは期待通りではなかったと失望させられることがある。しかし、主イエスはご自身の言葉を裏切ることをなさらないのです。
きょうの聖書の箇所は最後の晩餐の席での最後の言葉です。主イエスは、これから起こることを知っておられました。主イエスは、弟子たちがやがてご自分を見捨てることをご存知の上で、言われました。「わたしはあなたがたを捨てて孤児とはしない。あなたがたのところに帰って来る」(ヨハネ14:18)。
わたしたちが苦難の中で孤独から守られる道は、主イエスの御「名によって」(16:26)祈ることです。キリスト者でなくても祈ることができます。なぜなら、祈りは、祈る人自身の人間性や信仰深さに根拠があるのではなく、祈る相手である主イエスの真実さに依るからです。不信仰で弱いわたしたちですが、主に信頼して祈るとき、その祈りに応えてくださるお方、この世のあらゆる力や闇に勝利なさったお方がおられることを知ります。そのことによって与えられる霊の交わりが勇気の源です。この勇気は、から元気ではありません。単なる精神力とも違います。与えられる勇気です。
見える世界では苦難があります。苦難にのみ目を注ぐならば、絶望と孤独に陥ってしまいます。しかし、その世界に勝利してくださったお方がわたしたちの後ろ盾であり、味方となってくださいます。そのことを知るときに、同じ現実が違って見えてきて同じ現実を生きる生き方が変わってくるのです。
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前 奏 - 今ぞ われら聖霊に願いて - ヴァルター
招 詞 詩編 第51編12-14節
賛 美 21-351(1,4節)
主の祈り
交 読 文 交読詩編 第8編
賛 美 - 聖霊の力にあふれ - 聖 歌 隊
分かち合い
賛 美 21-345
聖 書 ヨハネによる福音書 第16章25-33節 (新共同訳新約 201頁)
祈 祷
黙 想
説 教 「勇気を出しなさい」 小野 慈美 牧師
祈 祷
任 職 式 教会役員(執事・監事)
賛 美 21-531
献 金
感謝祈祷
聖 餐 式 賛 美 21-78(1,2節)
聖書朗読と感謝祈祷
配 餐
賛 美 21-346(アーメン)
祝 祷 小野 慈美 牧師
後 奏
礼拝内で教会役員任職式がありました。
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