主日礼拝
4月30日(日) 午前10時30分より
説 教:「日々新しくなる」
聖 書:コロサイの信徒への手紙 第3章1-11節
説教者:長谷川温雄師
上記の聖書箇所は道徳譚と言われますが、これは道徳の教科書とは違います。人の守る教えを道徳と言い慣わされていますが、聖書の教えは神を信仰する人の義、善、愛に基づくものであります。道徳は民族や社会身分、文化等に影響されて変わるものであります。
コロサイはトルコの中央に位置していますが、地震の多い、それゆえ「酒と温泉」で代表される退廃的なムード、地名が示す通りの染め物業の町でありました。パレスチナのユダヤ人に比べますと緩やかで、多くの異邦人の住んでいたことから異端思想にくみされやすい所であったといわれています。ローマの獄中に居たパウロが、同労者エパフラスから聞いた話に答えるためにこの手紙を書いたのです。
コロサイの信徒たちは、「以前神から離れて悪い行い」をしていましたが、再び「(けがれたものに)手を付けるな、味わうな」というこの世の戒律に取りつかれ、独りよがりの礼拝、謙遜、肉体の苦行等を行っていると知りました。しかしキリストと共に死んだのなら、この地上的な価値のない肉の欲望から解放されて、「上にあるものに心を留め、地上のものに心を惹かれないようにしなさい」と述べています。
春になって、樹々の内に隠されていた緑の芽が吹き出るように、キリストの死によって死んだあなたがたの命が、「キリストの復活に伴って噴出させるようにしなさい」といいます。悪徳と言われる怒り、憤り、悪意、そしり、恥ずべき言葉、嘘などを十字架につけて捨て去り、新しい人を身につけなさいというのです。このことが肉による違い、割礼の有無、未開と自由の差などをなくすことだと勧めています。「十字架に死ぬ」ことが「肉の欲望の死」であるにかかわらず、わたしたちはキリストの復活までのあいだを肉では生きているのですから、肉の獄をパウロと共に克服しようではありませんか。
※礼拝視聴にはパスワードが必要となります。お申し込みは こちら
画面内のフルスクリーンをクリックすると全画面になります。escキーで元に戻ります↑
Tweet
前 奏 - 主なるキリストよ われらにみこころをかけたまえ - ベーム
招 詞 詩編 第71編20-22節
賛 美 21-98 みどりの牧場に
主の祈り
交 読 文 交読詩編 第57編
賛 美 - おお、み神をほめまつれ - 聖 歌 隊
分かち合い
賛 美 21-318(2,3,4節) 勝利の声を
聖 書 コロサイの信徒への手紙 第3章1-11節 (新共同訳新約 371頁)
祈 祷
黙 想
説 教 「日々新しくなる」 長谷川 温雄 師
祈 祷
任 職 式 教会役員(執事・監事)
賛 美 21-510 主よ、終わりまで
献 金
感謝祈祷
賛 美 21-90(1,4節) 主よ、来たり、祝したまえ
祝 祷 長谷川 温雄 師
後 奏
〒221-0804
神奈川県横浜市神奈川区栗田谷42-43
TEL 045-323-2967
FAX 045-323-3979