主日礼拝・聖餐式
10月1日(日) 午前10時30分より
メッセージ:「偉大な凡人たち」
聖 書:ルカによる福音書8章1-3節
説教者:小野慈美牧師
主イエスと弟子たちがガリラヤ地方を伝道旅行していたときに、「マグダラのマリア、ヘロデの家令の妻ヨハナ、スサンナ」(2)をはじめとして多くの女性たちが同行していました。
(1)主イエスの弟子集団の中で、女性は重要な役割を果たしていた。
「彼女たちは、自分の持ち物を出し合って、一行に奉仕していた」(3)。
この女性たちは、主イエスに出会い、主イエスによって癒され、救われました。何よりも、罪の赦しを与えられ解放されました。「この喜びを一人でも多くの人に伝えたい。しかし、神の国の福音を直接語ることに召されているわけではない。それならイエス様とその一行の生活を支えよう。イエス様を支えることによって、福音を伝える働きに加わろう。」そう考えて「持ち物(献金)を出し合った」のです。主イエスは弟子たちも必要とされましたが、女性たちの奉仕をも喜んで受け入れてくださいました。12弟子の他に、その働きを経済的にまた奉仕をもって支える無名の人々が数多くいたのです。人間的に見れば「凡人」である人たちが、実は伝道を支えてきたのです。教会は現在における「キリストの体」です。ですから、教会を支えることは、キリストにお仕えするとことなのです。
(2)弟子たち・女性たちの間に身分の上下はなかった。
キリストに仕えることにおいては、この世界での立場は関係なくなります。この世界では「ヘロデの家令クザの妻」は相当な身分でしたが、それと比べれば「マグダラのマリア」や「スサンナ」は普通の人だったと思われます。しかし、主イエスとその一行の中ではヨハナは特別扱いされなかった。というより、マリアもヨハナもスサンナも、全員が特別扱いされたのです。地位ある人もそうでない人もみな等しく尊重されたのです。知名度がその人の価値を決めるのではありません。少なくとも、神様にとっては知名度と人間の価値は無関係です。
あるロシアの文豪が、こういうことを語っています。「神様はよほど凡人がお好きであるに違いない。そうでなければ、こんなにたくさん凡人をお創りになるはずがない。」神様は凡人を愛しておられる。それゆえ凡人は偉大なのです。
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前 奏 - 神はわが砦 - J.パッヘルベル
招 詞 テサロニケの信徒への手紙Ⅱ 2章15-17節
賛 美 21-11 感謝にみちて
主の祈り
交 読 文 交読詩編 第85編
賛 美 - 神はわが砦 - 聖 歌 隊
分かち合い
賛 美 21-377 神はわが砦
聖 書 ルカによる福音書 第8章1-3節 (新共同訳新約 117頁)
祈 祷
黙 想
説 教 「偉大な凡人たち」 小野 慈美 牧師
祈 祷
賛 美 21-512 主よ、献げます
感謝祈祷
聖 餐 式 賛 美 21-79 みまえにわれらつどい
聖書朗読と感謝祈祷
配 餐
賛 美 21-24(アーメン) たたえよ、主の民
祝 祷 小野 慈美 牧師
後 奏
<協力団体を覚える月間>
日本バプテスト同盟では、10月を「協力団体を覚える月間」と定めています。同盟の協力団体は学校や保育園、社会福祉の働き、公益法人の働きと様々です。全国に建てられている諸団体の働きを覚えて、特にキリスト教教育の業がさらに強められていくように、祈りを合わせましょう。
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