主日礼拝
11月12日(日) 午前10時30分より
メッセージ:「損得を超えるもの」
聖 書:箴言30章7-9節、フィリピの信徒への手紙4章8節
説教者:小野慈美牧師
「二つのことをあなたに願います。わたしが死ぬまで、それを拒まないでください。」
①むなしいもの、偽りの言葉(「うそ、偽り」口語訳)をわたしから遠ざけてください。
②貧しくもせず、金持ちにもせず、わたしのために定められたパンでわたしを養ってください。
①この祈りは、単に表面的にまじめに生きることでありません。神様に対して偽ることなく、真実に歩ませてくださいという祈りです。完璧に生きることができるようにということではなく、弱さ、欠けを率直に認めること。人との関係においては、自分の間違に気づいたときには、たとえ相手が自分より下の立場の人であっても、メンツやプライドにこだわらずに謝るということです。人を相手にすると、謝ることに屈辱感が伴い、仕返ししたくなります。だから、神の前に立つことが重要なのです。わたしたちは、人と比較して思い上がったり、卑屈になったりします。しかし神様は人との比較によってわたしたちを評価なさいません。神様はわたしたちを固有の存在として尊重し愛していてくださるのです。そのことを忘れると、人と比較して不必要な苦しみを自分から引き寄せることになります。
②の言葉も祈りです。経済的な領域においても神の前で真実に生きることができますように。主の祈りの中に「日ごとの糧をきょうもおあたえください」ということばがあるように、神様はわたしたちの物質的な必要にも関心を持ってくださいます。生活の必要のために祈ることは決して次元の低いことではないし、働いてお金を得ることは尊いことです。しかし同時に「人はパンのみにて生きるのではない。神のことばによって生きる」ということを忘れてはなりません。経済は大事ですが、経済を最優先すると、人間にとって最も大切なものを失う危険があるのです。信仰は心の問題だと考えます。しかし、わたしたちの心の態度は、現実の生活と深く関わっています。気を付けていないと、いつの間にか、モノや金がわたしたちの心を支配し、奴隷にするからです。だから、きょうの聖書のことばは、単なる人生訓ではなく、人間の尊厳を守るための恵みの戒めなのです。
むなしいもの、偽りの言葉から守っていただきましょう。見えるもの(特に財産)によってわたしたちの心が支配されてしまうことのないように祈りましょう。
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前 奏 - 救いは私たちにきました - J.S.バッハ
招 詞 詩編 第16編7-8節
賛 美 21-470 やさしい目が
主の祈り
交 読 文 交読詩編 第8編
賛 美 - 主をたずね求めよ - 聖 歌 隊
七五三祝福式
賛 美 讃美歌467 思えば昔イェスきみ (讃美歌を歌ってから子どもたち移動)
分かち合い
聖 書 箴言 第30章7節-9節 (新共同訳旧約 1,030頁)
フィリピの信徒への手紙 第4章8節 (新共同訳新約 366頁)
祈 祷
黙 想
説 教 「損得を超えるもの」 小野 慈美 牧師
祈 祷
賛 美 21-520 真実に清く生きたい
献 金
感謝祈祷
賛 美 21-517(1,3,5)(アーメン) 神の民よ
祝 祷 小野 慈美 牧師
後 奏
礼拝内にて七五三祝福式が行われました。15名のお子様が祝福の祈りを受けました。
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