主日礼拝・教会学校奉仕者任職式
4月15日(日) 午前10時30分より
メッセージ:「正しい選択をするために」
聖 書:ルカによる福音書 10章38-42節
説教者:小野慈美牧師
主イエスはマルタの働きを責めているのではなく、愛するがゆえに二つの警告をしておられるのです。
1)愛の押しつけに対する警告:深い意味でのもてなし、人を愛するということは、「自分がよいと思うことを相手に押しつけることではなくて、相手の心を理解した上で、自分にできることをすること」です。これは神様に対しても同じ。自分が良いと思うことが、本当に神様が望んでおられることなのかを考えてみることが大切です。そうでないと、自分を絶対化し意見の違う人を裁く危険があります。マルタの過ちはこのことでした。主イエスはこのとき十字架を目前にし、身近な人々に語っておきたいことが多くあったはずです。マリアはその気持ちを洞察し耳を傾けました。マリアは主イエスが望んでおられることに気づいて従ったという点で最高のもてなしをしたのです。
マルタは、ゲストの求めよりも、自分の気が済むようにしたかったのです。自分は良いこと、正しいことを一生懸命しているという自信があるので、この過ちは気づきにくいものです。しかし、この一生懸命さが落とし穴になります。自分で状況を大変にしておいて「大変だ、大変だ」と騒ぎ、他者を責める。相手の状況を配慮せず、善意でさえあれば正しいと考えるのは傲慢です。
2)感情的な怒りから動くことへの警告:思い通りにならないのでいら立ち、怒りをイエスにぶつけるという言動は、「もてなし」から程遠いものになっています。「怒りやすい人はいさかいを引き起こし,激しやすい人は多く罪を犯す」(箴言29:22)。感情的な怒りに動かされ、相手の心や状況を理解せず、思いついたことをすぐ口にしたり、自分の気が済むようにとすぐ動き出すと、良い結果を生みません。そんなとき、神様は言われます。「あなたの頑張りを私は知っている。しかし、結果として、他の人をはじき出したり、傷つけたりしているのが、とても残念だ。私が求めているのは、その頑張り方ではない。私の願いをまず聞いて欲しい。その上で、何をすべきかをもう一度考え直してほしい。」
※正しい選択をするために:正しく行動するためにこそ、神の前で静まることが必要です。自分の気が済むためにではなく、神様が喜ぶことを求めましょう。神様の導きを祈り求めながら、決断し為すことについては、神様が責任をもって支え、わたしたちの欠けを補ってくださいます。
画面内のフルスクリーンをクリックすると全画面になります。escキーで元に戻ります↑
Tweet
前 奏 - 主イエス死にたまいしがよみがえりて - S.シャイト
招 詞 ヨハネによる福音書 第10章14-15節
賛 美 21-51 愛するイェスよ
主の祈り
交 読 文 交読詩編 第145編1-9節
賛 美 - 光の子 - ジュニア聖歌隊
分かち合い
賛 美 21-323(1,2,4,5節) 喜び祝え、わが心よ
聖 書 ルカによる福音書 第10章38-42節 (新共同訳新約127頁)
祈 祷
黙 想
説 教 「正しい選択をするために」 小野 慈美 牧師
祈 祷
任 職 式 教会学校奉仕者
賛 美 21-459 飼い主わが主よ
献 金
感謝祈祷
賛 美 21-327(1,3節)(アーメン) すべての民よ、よろこべ
祝 祷 小野 慈美 牧師
後 奏
礼拝内において教会教育奉仕者任職式が行われました。
また礼拝後、認定子ども園教職員が紹介されました。
〒221-0804
神奈川県横浜市神奈川区栗田谷42-43
TEL 045-323-2967
FAX 045-323-3979