主日礼拝
5月27日(日) 午前10時30分より
メッセージ:「心のハウスクリーニング」
聖 書:ルカによる福音書11章14-26節
説教者:小野慈美牧師
「悪霊」は、現代人には迷信的で非科学的なことと思えます。しかし、現代人も、パワースポット、占い、六曜、方角、などを気にし、支配されています。知識の量は増えましたが、本質的には変わっていないのです。主イエスは悪霊を追い出し、病を癒しましたが、悪霊を追い出すことが活動の中心ではありませんでした。むしろ、心に何を宿すかが重要であり、心を不健康なもので満たすなら、悪霊の支配を受けるようになるよと言われるのです(24-26節)。不健康なものの一つが「優越感」です。
1)所有による優越感:財産、地位、名誉など。それ自体は悪いものではありませんが、優越感を味わうために執着すると、それらの奴隷になっていきます。所有しているつもりが所有されていくのです。所有によって心の空虚さを埋め、自分の価値を高めようとするならば、悪霊に支配されるのです。
2)人をおとしめることによる優越感:キリスト者とは、自分が罪人であることを認め、悔い改めて、自己中心性、自己顕示欲、プライドなどを捨て去った者です。しかし、新しいもので満たすことをしないと、捨てたはずのものが再び心を支配するようになります。教会の中での序列、対抗意識、正当に扱われない不満など、形を変えた自己中心性が生まれてきます。
神が与えてくださる誇りや喜びを持てないと、他の人を引きずりおろして、相対的に優越感を味わいたいという欲求が生まれます。人の悪口や陰口を言って人をおとしめるとき、知らないうちに悪霊を呼び込んでいるのです。また、いじけたり、ひがんだりするのは、優越感を持てないことに対するくやしさですから、結局は優越感を持ちたいという思いから解放されていないしるしです。
3)優越感に代わるもの:神の愛
「イザヤ43:4わたしの目にあなたは価高く、貴い」。「ヨハネ15:13友のために自分の命を捨てること、これ以上に大きな愛はない。15 わたしはあなたがたを友と呼ぶ。」天地の造り主である神が、あなたを心にかけてくださり、その独り子であるイエス・キリストがあなたを命をかけてまで愛する「友」だと呼んでくださる。相対的な優越感で心を満たそうとあがいたり、人をおとしめて悦にいるのではなく、絶対的で変わることのない神の愛を喜び、聖なる誇りを持って、歩みましょう。
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前 奏 - 来たれ聖霊、主なる神 - M.ヴェックマン
招 詞 出エジプト記 第3章11-12節
賛 美 21-17 聖なる主の美しさと
主の祈り
交 読 文 交読詩編 第97編
賛 美 - 主よ来てください 風になって - 聖 歌 隊
分かち合い
賛 美 21-341 来たれ聖霊、わが主
聖 書 ルカによる福音書 第11章14-26節 (新共同訳新約 128頁)
祈 祷
黙 想
説 教 「心のハウスクリーニング」 小野 慈美 牧師
祈 祷
賛 美 21-529 主よ、わが身を
献 金
感謝祈祷
賛 美 21-345(アーメン) 聖霊の力にあふれて
祝 祷 小野 慈美 牧師
後 奏
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