主日礼拝(創立70周年記念)
9月23日(日) 午前10時30分より
メッセージ:「おんぶしてくださる神様」
聖 書:イザヤ書46章1-4節
説教者:小野慈美牧師
イスラエルの民は、神から遣わされた預言者たちの声に耳を傾けず、背き続けた結果、国が滅びました。紀元前587年にバビロニアに占領され、主だった人々はバビロンに連れていかれました。故郷を失い、絶望していた人々に、一人の預言者が現れ、イザヤ40章以下の神の言葉を伝えたのです。
「ベルはかがみ込み、ネボは倒れ伏す。彼らの像は獣や家畜に負わされ、お前たちの担いでいたものは重荷となって、疲れた動物に負わされる。彼らも共にかがみ込み、倒れ伏す。その重荷を救い出すことはできず、彼ら自身も捕らわれて行く」(46:1-2)。バビロンの神々であるベルやネボの神像は、敵の攻撃にあうと、自分で動けないので動物に運ばれる。神々が人々を守るのではなく、人間が神々を敵から守るために安全な所に運ばなければならない。そして強大なバビロンは、偶像と共に滅びる。
しかしイスラエルの神はそうではない。「わたしに聞け、ヤコブの家よ、イスラエルの家の残りの者よ、共に。あなたたちは生まれた時から負われ、胎を出た時から担われてきた。同じように、わたしはあなたたちの老いる日まで、白髪になるまで、背負って行こう。わたしはあなたたちを造った。わたしが担い、背負い、救い出す」(46:3-4)。
「生まれた時から…白髪になるまで」とは、片時も離れずにということです。神様のお約束は信頼に足るものです。この言葉は、今からおよそ2500年以上も前に、一人の預言者がイスラエルの民に語った言葉です。しかし、この言葉を捜真バプテスト教会への神様の御言葉として聴きたいと思います。教会の誕生から今日まで、70年間教会を担い続けてくださった神様は、これからも変わることなく、背負い続けてくださり、苦難のときにも放り出すことなく、救い出してくださるお約束として。
46:3-4に示されている「おんぶしてくださる神様」は、人となってこの世界に来てくださいました。このお方は、文字通り私たちの罪を背負ってくださったのです。そして、どんな時も「おんぶしてくださるインマヌエルの主」として教会と共に歩んでくださいます。さらに、個人としての人生の最後の時にも、私たちをおんぶして神のもとに運んでくださり、神の前でこう宣言してくださるのです。「この者は、わたしが命をかけて愛したものです」と。
画面内のフルスクリーンをクリックすると全画面になります。escキーで元に戻ります↑
Tweet
前 奏 - 神はわが砦 - J.パッヘルベル
招 詞 イザヤ書 第55章8-9節
賛 美 21- 393(1,2,4節) こころを一つに
主の祈り
交 読 文 交読詩編 第150編
賛 美 - みことばはあまねく伝わり - 聖 歌 隊
分かち合い
教会の信仰告白
賛 美 21-544 イエスさまが教会を
聖 書 イザヤ書 第46章1-4節 (新共同訳旧約 1,137頁)
祈 祷
黙 想
説 教 「おんぶしてくださる神様」 小野 慈美 牧師
祈 祷
賛 美 21-461(1,2,4節)みめぐみゆたけき
献 金
感謝祈祷
賛 美 21-452(アーメン)神は私を救い出された
祝 祷 小野 慈美 牧師
後 奏
<捜真バプテスト教会の創立>
1948年9月26日午前10時30分、120名の出席者により、捜真女学校校舎において初めての礼拝が献げられました。礼拝後、創立記念愛餐会と教会設立委員会が持たれ、名称を「捜真教会」とすること、主任牧師に千葉勇師、副牧師に森島卯之助師が就任すること、また執事等の選任がなされました。こうして福音宣教の業が始まりました。
その後、1955年5月29日に現在の栗田谷の地に会堂を建設し、今日に至っています。
教会学校70周年記念礼拝
創立70周年記念礼拝
〒221-0804
神奈川県横浜市神奈川区栗田谷42-43
TEL 045-323-2967
FAX 045-323-3979