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横浜駅近く、丘の上にある教会。捜真バプテスト教会です。

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礼拝Worship

  メッセージ > 先週までの礼拝 > 2019年3月24日

先週の礼拝


主日礼拝(受難節第3主日)
3月24日 午前10時30分より
メッセージ:「プライドが砕かれる恵み」
聖書:ルカによる福音書22章54-71節
説教者:小野慈美牧師

 主イエスが捕えられた時、弟子たちは我先にと逃げました。しかし、ペテロには一番弟子としてのプライドがある。そこで引き返してこっそりついていったのです。「ペテロは遠く離れて従った」(54)
 主イエスは大祭司の屋敷で取り調べを受けました。ペテロは屋敷の中庭で焚火にあたりながら、成り行きを見守っていました。そのとき、周囲の人たちから「お前もイエスの仲間だろう」と三回問いただされ、そのたびに否定しました。おそらく最後は大声で言いました「あなたの言うことはわからない」(60)と。
 すると突然鶏が鳴きました。また、ペテロの大声が主イエスの耳に届いたのでしょう。主は振り向いてペトロを見つめられた(61)。主のまなざしに出会って、ペテロは我に返り「今日、鶏が鳴く前に、あなたは三度わたしを知らないと言うだろう」と言われた主の言葉を思い出し」(61)ました。また「わたしはあなたのために、信仰がなくならないように祈った。だから、あなたは立ち直ったら、兄弟たちを力づけてやりなさい」(ルカ22:31)という予告の言葉の意味をも知ったのです。主イエスのまなざしは「あなたの自信が無残に砕かれ、弱さが露呈されたまさにこのとき、それでもわたしはあなたを見捨てない。変わることのない私の愛に信頼しなさい。それがあなたの持つべき信仰だ」と語っていたのです。
 まなざしを通して示された主イエスの愛に出会って、ペテロは「外に出て、激しく泣いた」(62)のです。この涙を流したペテロだから、後に十字架の意味がわかった。十字架はわたしの罪の為であったと。
 弱さを認めることはプライドが砕かれることを意味します。しかし、それは決して恥ずかしいことではありません。むしろ、自分の弱さを知り受け容れるときに、人は真実に生きられるのです。弱いからこそ神に依り頼んで生きる。「弱いときにこそ強い」(Ⅱコリント12:10)というのは、そういうことです。
 けさ、主のまなざしは、私たちにも注がれ、思い出したくないあの過ちあの罪を照らし出します。しかし、それは決して裁くためではないのです。「思い出しても大丈夫だ。赦されていることを知って欲しいから、あえて照らし出す。直視するのは辛いだろうが、十字架によって赦されている現実として見つめなさい。だから、もうそのことに縛られることはない。赦された者として新しく歩み始めて良いのだ。」


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前   奏    - キリストは十字架につけられたまいて - J.S.バッハ
招   詞    イザヤ書 第41章10節
賛   美    21-296(1,2,5節) いのちのいのちよ
主の祈り   
交 読 文    交読詩編 第107編1-9節
賛   美    - キリスト賛歌 - 小山章三          聖 歌 隊
分かち合い
賛   美    21-297(1,3,5節) 栄の主イェスの
聖   書    ルカによる福音書 第22章54-71節 (新共同訳新約 156頁)
祈   祷
黙   想
説   教    「プライドが砕かれる恵み」          小野 慈美 牧師
祈   祷
賛   美    21-197(1,2,4節)ああ主のひとみ
献   金
感謝祈祷
賛   美    21-27(アーメン) 父・子・聖霊の
祝   祷                           小野 慈美 牧師
後   奏

礼拝堂正面のイエス様Soshin Baptist Church捜真バプテスト教会

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