11月17日 午前10時30分より
(七五三祝福式)
メッセージ:「生みの親 育ての神」
聖書:コリントの信徒への手紙一3章6節-7節
説教者:小野慈美牧師
きょうの聖書の箇所から子育てのヒントをいただきましょう。
(Ⅰ)子どもの育つ力を信じる
子どもに苦労をさせたくないから良い学校へ入れて、良い収入のある職業につかせたいという親心はわかります。しかし、子どもは神様からお預かりした、親とは別の人格です。「我が子」ではあっても「我が物」ではありません。親には、保護し世話をする責任はありますが、所有物のように支配してはならないのです。期待することが悪いのではありません。しかし、仮に親の期待通りでないことが起こっても、お子さんを応援してほしい。子どもには、神様が成長する力を与えてくださっていることを親こそが信じてあげましょう。成長させてくださるのは神です。
(Ⅱ)親の限界を知る
子育てに限らず、大切なことは、「真剣に生きるけど、深刻にならないこと」です。人間がどうすることもできないことまで何とかしようとするときに深刻になります。どんなに愛していても、四六時中見守ることができるわけではありません。また、親がよかれと思うことが最善かどうかもわかりません。どんな親も不完全です。だから、子育ては60点でいいのです。これは、親の責任をいいかげんにすることではありません。親であっても限界があることを認めることです。だから「神様、助けてください」と祈りながら子育てをすることです。成長させてくださるのは神です。
(Ⅲ)比べない
自分のお子さんと、他のお子さんとを比べて、親自身が誇りたいと思っていませんか。それは親の満足のためにこどもを利用することになり、子どもにもプレッシャーになります。なぜなら、親の期待に応えられなければ、愛されないのではないかという不安を与えるからです。まず、お子さんの存在そのものを受け入れてください。この世で生きていくときに、比較によって絶えず序列や優劣がつけられ評価されることからは逃れられません。確かに、お子さんに対する評価が、親の評価として測られるのはつらいことです。しかし、その評価に縛られないでいることはできます。そのためには、この世の評価がその人の絶対的価値ではないのだという視点が大切です。神様は、どの人をも固有の大切な存在であると見ていてくださるのです。その子なりの成長を見守り支えましょう。
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前 奏 - いつくしみふかい - D.Bolks
招 詞 マタイによる福音書5章3節
賛 美 83 聖なるかな
主の祈り
交 読 文 交読詩編 第117編
賛 美 - 主のしもべよ - メンデルスゾーン ジュニア聖歌隊
七五三祝福式
賛 美 493 いつくしみ深い (讃美歌を歌ってから子どもたち移動)
分かち合い
聖 書 コリントの信徒への手紙一 3章6-7節 (新共同訳新約302頁)
祈 祷
黙 想
説 教 「生みの親 育ての神」 小野 慈美 牧師
祈 祷
賛 美 484 愛の主イェスは(口語訳1,3,4節)
献 金
感謝祈祷
賛 美 主イエスはきずな
祝 祷 小野 慈美 牧師
後 奏
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