8月9日 午前10時30分より
メッセージ:「祈る手」
聖書:ヤコブの手紙5章13-16節
説教者:関山恵一
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ヤコブは「あなた方の中で苦しんでいる人は、祈りなさい。喜んでいる人は、賛美の歌を歌いなさい」と言います。これはとても分かりやすい勧めです。苦しんでいる時、落ち込んでいる時、祈れば良いのです。喜んでいる時はそれを可能にして下さった神を賛美すれば良いのです。
第1テサロニケ5章16-18節では「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。どんなことにも感謝しなさい。これこそ、キリスト・イエスにおいて、神があなたがたに望んでおられることです」とあります。「絶えず祈りなさい」ということはいつも祈りなさいということです。人は誰でも祈ります。自分のため、家族のため、愛する人のため。皆さんが祈る時ぜひ「とりなしの祈り」を加えてください。
今日の説教題「祈る手」はドイツの著名な画家アルブレヒト・デューラーの描いたものです。画家を目指して勉強をしていた二人の貧しい青年デューラーとハンス。ハンスの提案でデューラーが絵の勉強に打ち込み、ハンスが働いてデューラーを支える、デューラーが一人前の絵描きになったら、今度はデューラーがハンスを支えるという約束をしました。デューラーはハンスに支えられて数年間ベネチアで勉強をして一人前の画家になってドイツに戻って来ました。デューラーのために鉄工場で重いハンマーを振り続けて働いていたハンスの手は傷だらけで両手を合わせることも出来ず、絵筆を握ることさえ出来ない手になっていました。デューラーは深い悲しみに陥りました。ハンスの部屋に近づいた時、ハンスの祈りの声が聞こえました。「神様、デューラーは私のことをひどく気にしています、どうかデューラーが私を気にせず一流の画家となって私の分まで夢を叶えてくれますように」この祈りに感動したデューラーが傷だらけのハンスの手を描いたのが「祈る手」です。その絵を見ながら私はイエス様の「祈る手」を思い浮かべました。イエス様の手にはハンス以上に深い傷があります。ローマの信徒への手紙8章34節に「死んだ方、否、むしろ、復活させられた方であるキリスト・イエスが、・・・わたしたちのために執り成して下さるのです」とあります。
神は全てのクリスチャンをとりなしの祈りをするものとして召されています。一人一人が日々とりなしの祈りをすることが神の願いなのです。絶えず祈りましょう、どんなことでも、どんな時にも。
前 奏 天にましますわれらの父よ J.S.Bach
招 詞 詩編34編2-8節(下記)
賛 美 354 天の神、祈ります
主の祈り
聖 書 ヤコブの手紙5章13-16節(新約p.426)
祈 祷
黙 想
説 教 「祈る手」 関山 恵一
アルブレヒト・デューラー「祈る手」(画像が開きます)
祈 祷
賛 美 495(1,2) 静けき祈りの
献 金 (※礼拝堂への入退場時にお捧げください)
感謝祈祷
賛 美 29 天のみたみも
祝 祷 小野 慈美 牧師
後 奏
分かち合い
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「2どのようなときも、わたしは主をたたえわたしの口は絶えることなく賛美を歌う。3わたしの魂は主を賛美する。貧しい人よ、それを聞いて喜び祝え。4わたしと共に主をたたえよ。ひとつになって御名をあがめよう。5わたしは主に求め主は答えてくださった。脅かすものから常に救い出してくださった。6主を仰ぎ見る人は光と輝き辱めに顔を伏せることはない。7この貧しい人が呼び求める声を主は聞き苦難から常に救ってくださった。8主の使いはその周りに陣を敷き主を畏れる人を守り助けてくださった。」(詩34:2-8)
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