9月13日 午前10時30分より
メッセージ:「右側に網を打ちなさい」
聖書:ヨハネによる福音書21章1-14節
説教者:小野慈美牧師
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ヨハネ21章は、主の復活の後、弟子たちがガリラヤに戻っていたときの出来事を記しています。弟子たちは復活の主に出会って喜びました。しかし、戸惑いもありました。確かに主は甦られたけれども、自分たちは何をしたらよいのかわからない。今までとは違った日常の中で、明確なビジョンを持てずに、戸惑いを覚えていたかもしれません。復活の主がガリラヤに行けと言われたので(マタイ28:10)、ガリラヤに来た。さて、何をしたらよいのだろう。とりあえず自分たちにできる仕事、「漁に行く」(ヨハネ21:3)ことをしたのでしょう。
しかし、「その夜は何もとれなかった」。肉体的にも疲れ果てていました。東の空が白み始めた頃、岸辺に人影が見える。その人物が尋ねます。「子たちよ。何か食べるものがあるか。」「ありません。」「舟の右側に網を打ちなさい。そうすればとれるはずだ。」言われるままに網をおろしてみると、思いもかけないほどの大漁でした。主イエスであることに気づいたヨハネが叫びました。「あれは主だ。」ペテロが上着をまとって飛び込み、岸に泳ぎつきました。
そうすると、主イエスが食事の用意をして待っていてくださいました。
その後、ペテロの召命の出来事が続きます。イエス様は「私の羊を飼いなさい」と命じ、これからの歩み方を示されました。その使命をいただいて、エルサレムに戻ったのです。
私たちの歩みにも一生懸命やっているのにうまくいかない。どうしたら良いかわからず、疲れとむなしさだけが残るということがあります。しかし、そのような私たちの近くに主は立っておられます。そして「右側に網を打ってごらん」と声をかけてくださいます。
今、私たちは、教会活動をどのようにして元に戻したらよいか、特に教会学校をどうしたら良いかと悩んでいます。しかし、最近、「右に網を打つ」ことを考え始めています。つまり、従来の形を復活させるということではなく、今できることは何なのか。むしろ、今だからこそできることがあるはずだ。そう考えて、神様の導きを祈り求めています。
従来の形を取り戻そうとして、単純に船の左側に網を打つことを繰り返していたら、うまくいかず、行き詰まることでしょう。「右側に網を打つ」ことが具体的にどうすることなのかは、それぞれにとって、異なります。だからこそ、祈り求めることが大切です。
自分で何とかしようとしていた生き方をいったん手放す。そして祈りを通して、主イエスの御声を聴く。すると、あなたにとっての右側に網を打つことが示されてくるでしょう。
前 奏 - すくいの道を - Satkz
招 詞 詩編63編3-5節(下記)
賛 美 409(1,3) すくいの道を
主の祈り
聖 書 ヨハネによる福音書21章1-14節(新約p.211)
祈 祷
黙 想
説 教 「右側に網を打ちなさい」 小野 慈美 牧師
祈 祷
賛 美 510(1,3)主よ終わりまで
献 金 (※礼拝堂への入退場時にお捧げください)
感謝祈祷
賛 美 25 父・子・聖霊に
祝 祷 小野 慈美 牧師
後 奏
分かち合い
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「3 今、わたしは聖所であなたを仰ぎ望み/あなたの力と栄えを見ています。
4 あなたの慈しみは命にもまさる恵み。わたしの唇はあなたをほめたたえます。
5 命のある限り、あなたをたたえ/手を高く上げ、御名によって祈ります。」
(詩編63:3-5)
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