5月23日 10時30分より
メッセージ:「約束の成就」
聖書:使徒言行録2章22-24節、36-42節
説教者:小野慈美牧師
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収穫祭の祭りのために、エルサレムのユダヤ人に、主イエスの弟子たちが、聖霊に満たされて語り始めました。ペテロが言います。「あなたがたが十字架につけて殺したイエスを、神は主とし、またメシアとなさったのです」(36)。ペテロの説教を聞いた人々が尋ねました。「兄弟たち、わたしたちはどうしたらよいのですか」(37)。
<聖霊によって信じる>
「悔い改めてバプテスマを受けなさい。そうすれば聖霊が与えられる」とペトロが勧めた結果、イエスを信じる人々が多く生まれて、最初のキリスト教会が誕生したのです。
「聖霊を受けます」(38)との約束が、2千年の時を超えて、きょう捜真教会の一人の姉妹にも成就しました。「聖霊によらなければ、だれも『イエスは主である』とは言えないのです」(1コリント12:3)とあるように、聖霊を受けることは、イエスを主と告白することです。そして「この約束は、あなたがたにも、あなたがたの子供にも、遠くにいるすべての人に与えられている」(39)のです。これは教会が生み出す信仰の子どもたちに聖霊が与えられるということであり、この約束はすべての人に与えられているのです。「聖霊によらなければ、だれも『イエスは主である』とは言えないのです」とは、裏返して言えば、聖霊の賜物をいただくならば、だれでも、イエスは主であると言えるようになるということです。
<あなたは、事実、「神の子」です>
自分は「遠くにいる」人だと思っておられる方もあるでしょう。あるいは、主の招きをずっと聞き続けていても、「自分は、まだ、十分ではない」と思っておられる方もいるかもしれない。「神の求める基準を満たさなければ、神の招きに応えることはできない。もっと良い子にならなければだめだ」と考えがちです。しかし、「御父がどれほどわたしたちを愛してくださるか、考えなさい。それは、わたしたちが神の子と呼ばれるほどで、事実また、そのとおりです」(1ヨハネ3:1)と、聖書は告げます。
「あなたは私の愛する子だ。誰が何と言おうと、事実、その通りだ」と神が宣言しておられるのです。親は、良い子だから我が子を愛するのでしょうか。親が子を愛するのは、我が子だからです。同様に、神は良い子を愛するのではない。我が子を愛するのです。信仰とは、神はご自身の約束には真実であられることを信頼することです。
<約束の聖霊をいただくために必要なこと>
この言葉を信じて、聖霊をいただくために必要なことが、罪を悔い改めることです。
「悔い改めなさい。めいめい、イエス・キリストの名によって洗礼を受け、罪を赦していただきなさい。そうすれば、賜物として聖霊を受けます。」聖書の「罪」とは、犯罪という意味ではなく、「的外れ」ということです。父なる神がどれほど、あなたを愛しているかということを知らずに、あらぬ方向を見ているということです。そして、「悔い改め」とは、「向きを変える」こと、「方向転換」です。あらぬ方向を見ていたことに気づいて、自分を愛してくださる父なる神に向きを変えて生きるということです。
そして、一人の罪びとが悔い改めるならば、天においては、大歓声があがる。「言っておくが、このように、一人の罪人が悔い改めれば、神の天使たちの間に喜びがある。」(ルカ15:10)一人の人が神に立ち返ることは、天国の喜びなのです。きょう、天において、大きな祝いの席が設けられている。そして、私たちみなが招かれています。さあ、その祝いの席に加わりましょう。
前 奏 -来たれ聖霊、主なる神よ- M.ヴェックマン
招 詞 ヨエル3章1-2節(下記)
賛 美 12(1,3) とうときわが神よ
主の祈り
聖 書 使徒言行録2章22-24、36-42節 (新約p.215)
祈 祷
黙 想
説 教 「約束の成就」 小野慈美 牧師
祈 祷
信仰告白
賛 美 342(1,4) 神の霊よ、今くだり
献 金 (※礼拝献金は、退場の際に、また口座への送金でお捧げください)
感謝祈祷
バプテスマ式
賛 美 346 来たれ聖霊よ
祝 祷 小野慈美 牧師
後 奏
分かち合い
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「その後/わたしはすべての人にわが霊を注ぐ。
あなたたちの息子や娘は預言し/老人は夢を見、若者は幻を見る。
その日、わたしは/奴隷となっている男女にもわが霊を注ぐ。」(ヨエル3:1-2)
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