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横浜駅近く、丘の上にある教会。捜真バプテスト教会です。

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礼拝Worship

  メッセージ > 先週までの礼拝 > 2021年6月20日

先週の礼拝


6月20日 10時30分より
メッセージ:「建前ではない感謝、喜び」
聖書:テサロニケの信徒への手紙一5章16-22節
説教者:小野慈美牧師


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  <神が望んでおられること>
人は、自分の人生でありながら、自分で選べることは、案外少ないものです。そのために、自分の置かれている状況を受け入れることが困難なことが少なくありません。しかし、パウロは告げます。「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。どんなことにも感謝しなさい」(1テサロニケ5:16-18)。この勧めは、建前であって、現実的には不可能なことなのでしょうか。しかし、「これこそ、神が・・・望んでおられること」なのです。
  <いつも喜んでいなさい>
「喜び」は、「うれしさ」や「楽しさ」とは異なります。人はいつも明るい気持ちでいることはできません。生きている限り、人生には望ましくないことが必ず起こります。イエス様も「あなたがたには世で苦難がある」(ヨハネ16:33)と言っておられます。ですから、苦難を、「あってはならないこと」と考える必要はないのです。「バチ」ではない苦難があるのです。しかし、どんなときにも、どんなことがあっても、神様の愛はあなたを離れることはない。そのことを「いつも」忘れずにいようということが、「いつも喜んでいなさい」という言葉の意味することだと思います。
  <絶えず祈りなさい>
祈りは、ひとりごとではありません。心こめて祈るとき神さまは耳を傾けてくださっています。苦難はつらいことではあありますが、神様とのつながりを強めるチャンスともなります。祈りは、わたしたちを神様に結び付けるのです。「何事につけ、感謝を込めて祈りと願いをささげ、求めているものを神に打ち明けなさい」(フィリピ4:6)どんなことを祈ってもよい。疑問や怒りやいらだちをさえ神様にぶつけてもよい。とりつくろった整った祈りである必要はない。ある人が「人に言うと愚痴になることも、神様に言うと祈りになる」と言いました。愚痴でさえ、祈りとなるのであれば、「絶えず祈る」ことができるのではないでしょうか。
  <どんなことにも感謝しなさい>
人生には「時間薬」(時間の経過が痛みや悲しみを和らげる薬となる)が効かない出来事があります。自力で乗り越えなければならないとしたら、とても不可能と思えることが起こるのです。どんなに「信仰的な」説明を聞かされても納得できない、感謝などできない苦難があります。ですから、苦難そのものに感謝しなさいということではないと思います。しかし、何が起こったとしても、私たちは、ひとりさびしくその現実に捨て置かれるのではない。このことあのことが、わけのわからない運命というような力によって引き起こされているのではなくて、あらゆることの中に、私たちのことを心にかけてくださるお方がおられるのだ。そのことを信頼するがゆえに神に感謝しなさい。
  <キリスト・イエスにおいて>
いつも喜ぶ。絶えず祈る。どんなことにも感謝する。どれ一つをとっても「キリスト・イエスにおいて」初めて可能となります。これらの勧めは冷たい命令ではなく、「わたしが共にいるから、大丈夫だよ」というイエス様の励ましの言葉です。そして、これは単に個人の信仰生活のことだけではありません。このような生き方を支え合う群れ、教会が大切なのです。キリスト教の信仰は、いつでも、共同体によって受け継がれてきました。ペンテコステの日に、聖霊の火が弟子たちにともされて、彼らは神の言葉を語りました。「霊の火を消してはなりません。預言を軽んじてはいけません。」いつも喜び、絶えず祈り、どんなことにも感謝する生き方は、互いに支え合うことによって与えられるのです。


前   奏   - わがいとしき神により頼み- J.S.バッハ
招   詞   フィリピの信徒への手紙4章4-7節(下記)
賛   美   57(1,4) ガリラヤの風かおる丘で
主の祈り  
聖   書   テサロニケの信徒への手紙一5章16-22節 (新約p.379)
祈   祷
黙   想
説   教   「建前ではない感謝、喜び」      小野慈美 牧師
祈   祷
賛   美   536(1,2) み恵みを受けた今は
献   金   (※礼拝献金は、退場の際に、また口座への送金でお捧げください)
感謝祈祷
賛   美   24 たたえよ、主の民
祝   祷                     小野慈美 牧師
後   奏 
分かち合い

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「4主において常に喜びなさい。重ねて言います。喜びなさい。5あなたがたの広い心がすべての人に知られるようになさい。主はすぐ近くにおられます。6どんなことでも、思い煩うのはやめなさい。何事につけ、感謝を込めて祈りと願いをささげ、求めているものを神に打ち明けなさい。7そうすれば、あらゆる人知を超える神の平和が、あなたがたの心と考えとをキリスト・イエスによって守るでしょう。」(フィリピ4:4-7)


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