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横浜駅近く、丘の上にある教会。捜真バプテスト教会です。

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礼拝Worship

  メッセージ > 先週までの礼拝 > 2021年11月14日

先週の礼拝


11月14日(日)10時30分より
メッセージ:「さあ、告げなさい。」
聖書:ヨナ書4章
説教者:浅輪一郎伝道師


※どなたでも視聴できます。

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私たちに語られている「さあ、告げなさい」(3:2)とは一体どういうことなのかについて導きを求めます。4:1には「ヨナにとって、このことは大いに不満であり、彼は怒った」とありますが、「このこと」とは3章に記されています。
(3章)
4:1-2とほぼ同じ文は1章にも記されていましたが、その際のヨナは本来遣わされるはずであった敵国の首都ニネベとは正反対の方に逃げました。しかし今回のヨナはニネベに行き、神様から与えられた言葉を告げ回ります。「あと四十日すれば、ニネベの都は滅びる」と。
すると、全ての人々が悔い改めをするようになります。神様は「滅ぼすという災いを下すこと」を止められました。
(4章)
このことが、ヨナにとっては大いに不満であり怒った理由となります。さらに詳しく理由を掘り下げてみますと、1)ヨナは自分の国を脅かしている敵国の都が救われるのが面白くなかったから2)神様から言われた通りの働きをしたのにその通りにならなかったので「面目が潰された」と思ったからかもしれません。理由はともあれ、ヨナは非常に不満であり、怒りさえ覚えます。2節では、ヨナは神様に訴えると同時に神様がどのようなお方であるのかを告白します。しかしヨナは、本当の意味で神様の想いとは何であるのかをまだ分かっていません。ですから1章でヨナは「自分を海へ放り込むがよい」と言い放ちましたが、今回も神様から与えられた命を軽々しく扱います(4:3)。前回ヨナが海に身を投じる決断をした時は、神様はヨナを救われましたが、今回神様はヨナに「問い掛け」をなされます。「お前は怒るが、それは正しいことか」(4:4)と。
この神様からの問い掛けに対してヨナは答えません。むしろヨナは神様の方こそ自分の訴えに応えて「憎きニネベを罰してくれるのではないか」と考えています。ヨナはニネベの都が見渡せる場所に仮小屋を建ててそこから様子を伺います。しかし、ヨナが期待するようなことは何も起こりません。一方でヨナがいる仮小屋には日差しが照り続けます。もはや、この仮小屋をもってしても苦痛とも言える暑さをしのぐことは出来ません。
ここで神様は、ヨナに対して心からの学びを授けるために三つのもの(とうごまの木、一匹の虫、東風)をご用意されます。ヨナは再び命を軽々しく扱います(4:8)。
 それに対して神様は、ご用意されたとうごまの木のことを持ち出されながら、再び「問い掛け」をなされます。「お前はとうごまの木のことで怒るが、それは正しいことか」(4:9)さらに神様は続けます。「お前は、自分で労苦することも、育てることもなく、一夜にして生じ、一夜にして滅びたこのとうごまの木さえ惜しんでいる。」(4:10)。そして11節で神様は、ヨナに対して心から分かって欲しいことを伝えられるのですが、私には神様がこのように語られているように思えます。
「それならば、どうしてわたしが、海と陸とを創造したこのわたしが、いいや、とうごまの木や家畜さえも創ったこのわたしが、この大いなる都・ニネベを惜しまずに いられるだろうか。そこには、わたしが創り、わたしが育てた沢山の愛おしい命があるのだから。」
(結語)
ヨナは神様から「さあ、告げなさい」と語られ、形の上では言われた通りの働きをしました。
しかしヨナには、告げるべき一番大切なものが欠けていました。それは「愛」です。
「神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである。神が御子を世に遣わされたのは、世を裁くためではなく、御子によって世が救われるためである。」(ヨハネ3:16、17節)。
 神様の想いは、そして愛は、イエス様が神様に従い、そして十字架に掛かって下さったという形で完結されています。
私達は、そのことを、喜びをもって、愛を込めて告げていきたいと思います。

前   奏   - 聖なる主の美しさと -   Satkz
招   詞   コリントの信徒への手紙一1章23,24節(下記)
賛   美   17(1,3) 聖なる主の美しさと
主の祈り  
聖   書   ヨナ書4章 (旧約p.1447)
祈   祷
黙   想
説   教   「さあ、告げなさい」      浅輪一郎 伝道師
祈   祷
賛   美   543(1,3) キリストの前に
献   金   (※礼拝献金は、退場の際に、また口座への送金でお捧げください)
感謝祈祷
賛   美  “御言葉は道の光”(歌詞が開きます)
祝   祷                    小野慈美 牧師
後   奏 
分かち合い

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23わたしたちは、十字架につけられたキリストを宣べ伝えています。すなわち、ユダヤ人につまずかせるもの、異邦人には愚かなものですが、24ユダヤ人であろうがギリシア人であろうが、召された者には、神の力、神の知恵であるキリストを宣べ伝えているのです。(Ⅰコリ1:23,24)


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