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横浜駅近く、丘の上にある教会。捜真バプテスト教会です。

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礼拝Worship

  メッセージ > 先週までの礼拝 > 2022年11月13日

先週の礼拝


11月13日(日)10時30分より
メッセージ:「キリストの愛に根ざす」
聖書:エフェソの信徒への手紙 3章14―21節
説教者:浅輪一郎伝道師

※どなたでも視聴できます。

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18節の「キリストの愛の広さ、長さ、高さ、深さ」という言葉から導きを求めます。
(長さ)
英国国教会のジョン・ウェスレーは、かつて「キリストの愛の長さ」を「永遠から永遠に至る愛」と表現しました。一つ目の「永遠」とは、あたかも創世記の天地創造物語(創1:1-3)を思い起こさせる言葉です。さらに私たちはこの天地創造物語に関連させてイエス様も思い起こします(ヨハネ1:1-4)。つまりヨハネによる福音書は、天地創造物語と関連させて「イエス様は万物が造られる前から神様と共におられた」と伝えています。さらに聖書は、イエス様に従う者も「神様は天地の創造の前から私たちを愛して下さっている」とも伝えています(エフェ1:4)。二つ目の「永遠」とは、一つ目の永遠が言うなれば「過去の永遠」であるならば、未来に完成される「将来に向けての永遠」ということになります(エフェ1:10)。
(深さ)
キリスト教信仰のエッセンスが詰まった「使徒信条」には、「主(イエス様)は、十字架につけられ、死にて葬られ、陰府にくだり」という文言があります。「陰府にくだり」とは、十字架で亡くなったイエス様が、どこか深い所にある「死者たちの国を訪れた」ということなのですが、その解釈については色々とあるようです。しかし、イエス様がいわゆる陰府と呼ばれるところに行かれた理由については、私は聖書を数節思い起こし(一ペト3:19, 4:6)、個人的に希望を見い出します。
「キリストの愛の深さ」とは、私たちそれぞれが、大切に思うあの人にもキリストの愛はきっと及んでいるという希望を表している。さらには実際の「陰府と呼ばれるところ」ばかりではなく、現在肉体の命に生かされていても、「陰府としか思えないような境遇」に置かれている人々にもキリストの愛は及んでいるという希望も表しているのだと思うのです。
(高さ)
再び「使徒信条」に目を向けますと、「主(イエス様)は、十字架につけられ、死にて葬られ、陰府にくだり、」という文言の後には、「三日目に死人のうちよりよみがへり」という文言が続きます。イエス様はよみがえられます。復活されます。それはイエス様を信じる者たちも、新しい命に生かされるためでありました(ロマ6:4)。「キリストの愛の高さ」とは、イエス様の十字架の死と復活は陰府から私たちを引き上げて下さる。陰府としか思えない境遇に置かれている人々を引き上げて下さるということを表わしているのだと思うのです。
(広さ)
「キリストの愛の深さ」については、ジョン・ウェスレーの言葉だけで十分だと思います。キリストの愛の広さとは、「人類全体を抱擁するほどの愛」である。
(結語)
「キリストの愛の広さ」とは、現時点ではいかなる違いがあったとしても、その全てを抱擁するぐらいの、大きな、大きな、横の棒である。「キリストの愛の高さ、深さ」とは、現時点ではいかなる状況に置かれていても、必ず天に通じるという、大きな、大きな、縦の棒である。「キリストの愛の長さ」とは、現時点ではいかなる知識があろうがなかろうが、私たちは必ず父なる神と、子なるキリストに、必ずどこかで自分のこととして出会わされていく。私は、ルカによる福音書の9章23節を思い起こします。それから、イエスは皆に言われた。「わたしについて来たい者は、自分を捨て、日々、自分の十字架を背負ってわたしに従いなさい。
 私たちが背負う十字架とは、キリストの愛です。イエス様の愛です。私たちの知識をはるかに超えるぐらい、大きな、大きな愛です。大きな、大きな喜びです。私たちはこの大きな大きな十字架と共に、成長させて頂きたと思うのです。


前   奏   - 主のみ名に助けあり -    J.N.ハンフ 
招   詞   詩編103編8-11節(下記)
賛   美   讃美歌21-18 「心を高くあげよ!」(1,2,3)
主の祈り   
聖   書   エフェソの信徒への手紙3章14-21節 (新約p.355)
祈   祷
黙   想
説   教   「キリストの愛に根ざす」    浅輪一郎伝道師
祈   祷 
賛   美   讃美歌21-407 この世のすべては
献   金   (※礼拝献金は、退場の際に、また口座への送金でお捧げください)
感謝祈祷
賛   美   讃美歌21-25 父・子・聖霊に
祝   祷                   小野慈美牧師
後   奏   
分かち合い


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8 主は憐れみ深く、恵みに富み/忍耐強く、慈しみは大きい。9 永久に責めることはなく/とこしえに怒り続けられることはない。10 主はわたしたちを/罪に応じてあしらわれることなく/わたしたちの悪に従って報いられることもない。11 天が地を超えて高いように/慈しみは主を畏れる人を超えて大きい。(詩編103:8-11)


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