横浜駅近く、丘の上にある教会。捜真バプテスト教会です。

先週の礼拝

1月7日(日)10時30分より
メッセージ：「神は聞き入れてくださる」
聖書：ヨハネの手紙一5章13-15節
説教者：小野慈美牧師

※どなたでも視聴できます。

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＜永遠の命＞
5:13｢神の子の名を信じているあなたがたに、これらのことを書き送るのは、永遠の命を得ていることを悟らせたいからです｣。永遠の命とは、どのようなものでしょうか。死んだ後の命のことではありません。｢永遠の命とは、唯一のまことの神であられるあなたと、あなたのお遣わしになったイエス・キリストを知ることです｣(ﾖﾊﾈ17:3)。｢知る｣とは､人格的な関わりを持つ、お付き合いをする、知り合いになること｡永遠の命とは､神と知り合いになることです。神様とのお付き合いを具体化する手段が祈りです｡
＜祈りは双方向＞
祈りは双方向です。私たちが願い事を一方通行で伝えるだけではなく、神様は答えてくださいます。祈りに似た言葉に、｢祈願」があります。神社に初詣に行って、祈願をするとき、あなたはその神社に祀られている神様のことを知っているでしょうか。さらに言えば、その神様はあなたのことを知っているでしょうか。つまり、お付き合いがありますか？祈願とか願掛けは一方通行です。人間が一方的に願いを告げるだけです。しかし、私たちの祈りは双方向です。相手、つまり、神様のお考えや願いをも知ろうとすることです。祈りながら聖書を読む時に、聖書を通して神様のお考えを示されることもあれば、祈っていく中で、具体的に答えが示されることもあります。ときには、神と対話をする中で、願いそのものが変えられていくということも起こります。私自身「結果的に、自分の祈りがかなわなくて良かった」と思うことがありました。その場合は、願いがかなわないという仕方で、神様は答えてくださっていたのです。
＜神の御心を求める＞
｢何事でも神の御心に適うことをわたしたちが願うなら､神は聞き入れてくださる｡これが神に対するわたしたちの確信です｣(Ⅰﾖﾊﾈ5:14)｡ただし､｢求めても得られないのは､自分の欲望のままに使おうと､よこしまな思いで求めるからです｣(聖書協会共同訳 ﾔｺﾌﾞ4:3)。「よこしまな思い」とは、自己中心的な思いです。ただし、必ずしも利己的な思いとは限りません。しかし、どんなに無私の思いであっても、自分が良いと思うことを神様の御心だと初めから決めてしまうのであれば、それは自己中心的であり、｢よこしまな思い｣なのです。自分が良いと考えることが、神様の御心であるとは限らないからです。主イエスも十字架の前にこのように祈られました。「アッバ、父よ、あなたは何でもおできになります。この杯をわたしから取りのけてください。しかし、わたしが願うことではなく、御心に適うことが行われますように」(マルコ14:36)｡
｢杯｣とは､苦難を表しています。苦難を取りのけてくださいという祈りは､とても正直です。私たちも正直にどんなことでも祈って良いのです｡ただし､最終的には御心が行われることを求めることが祈りの本質です｡御心に適うことであれば､神様は必ず聞き入れてくださり､神様の最善のタイミングで､最善をなしてくださるのです｡
＜信頼して祈る＞
大切なのは、私たちの願いがそのままかなうかどうか、あるいは、すぐに実現するかどうかではなく、神様は必ず最善をなしてくださる方であるということを信頼して祈ることです。この手紙の最後は唐突な終わり方をしています。「子たちよ、偶像を避けなさい」(Ⅰﾖﾊﾈ5:21)。偶像とは、神ではないものを神のようにすることです。自分の思いを絶対化するとき、それも偶像になります。イエス・キリストにおいてご自身を現してくださった神に信頼し、その御心が成ることを求めて祈りましょう。




前　　　奏　　 －　あかつきの空の美しい星よ　－　D.ブクステフーデ　　　　　　
招　　　詞　　　詩編100編1-3節（下記）
賛　　　美　　　讃美歌第二編 152　古いものはみな
主の祈り　　 (｢讃美歌21｣ 93-5-B 日本キリスト教協議会統一訳)
賛　　　美　　 －　さあ、共に生きよう　－　　　　　聖歌隊
聖　　　書　　　ヨハネの手紙一　5章13-15節　(新約p.447)
祈　　　祷
黙　　　想
説　　　教　　 「神は聞き入れてくださる」　　　　 小野慈美牧師
祈　　　祷　
賛　　　美　　　讃美歌21-419 さあ共に生きよう
献　　　金　　
感謝祈祷
聖　餐　式　　　(「教会の約束」を唱和 )
賛　　　美　　　2024年主題賛美歌　　作曲：鈴木敦子
祝　　　祷　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　小野慈美牧師
後　　　奏
二十歳祝福式・分かち合い

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1 全地よ、主に向かって喜びの叫びをあげよ。2 喜び祝い、主に仕え／喜び歌って御前に進み出よ。3 知れ、主こそ神であると。主はわたしたちを造られた。わたしたちは主のもの、その民／主に養われる羊の群れ。 (詩100:1-3)


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