2月18日(日)10時30分より
メッセージ:「涙の谷を通り抜けてペトロが学んだこと」
聖書:ルカによる福音書22章54-62節
説教者:中野博誉牧師(潮来教会)
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受難節に入りました。
主イエス・キリストの十字架の死に向かわれるその流れの中で、今回はペトロの経験したこと、またその経験を通して主イエス・キリストが彼に対してお教えになったことを思い巡らしていきたいと思います。
ペトロは主イエス・キリストの弟子として、約3年、寝食を共にして歩みました。やがて主イエスは、ご自身が、人々の罪からの救い、また死からの救いのために、十字架で死ななければならないことを弟子たちに話し始められました。
ペトロはそれを聴いて、たとい皆がつまずいても私はあなたについていきます、と語りました。彼は主イエス・キリストとの関係を、この世の非常に一般的な感覚で、自分の力で功をなして立派に付き従うことによって成り立つように考えていたようです。彼は自分の力で主イエスに従おうとしていたのです。
しかし彼は主イエス・キリストが捕らえられ、大祭司の庭に行った時、人から「あなたはあの男、イエスの仲間だ」と問われ、3度「私はそのような者ではない。あの男とは無関係だ。」と否定しました。その時、主イエスが告げられたようにニワトリが鳴き、彼は主イエスとの関係を自ら断ち切ってしまったと思い、深い悲しみに涙にくれるのです。
しかしその後、主イエスは復活され、ペトロに現れて三度「あなたはわたしを愛しますか?」と問われました。ヨハネによる福音書15章には主イエスが明らかにされた、主ご自身の戒め(掟)、すなわち「主の愛にとどまり、また人と主を愛する」ということが記されています。ペトロは自分自身の弱さを覚えると同時に、神さま、主イエス・キリストとの関係は、ただ愛することによって保たれ、深められることを学ばせられたのです。
私たちも神さまを愛する者として、また神さまの愛に応答する者として、自ら神さまの赦しを確信しつつ、主イエス・キリストを愛する者として歩んできたいと思うものです。
良き受難節を過ごされますよう、お祈りいたします。
前 奏 - 神の時は最良の時 - J.S.バッハ
招 詞 ヨハネによる福音書15章9節(下記)
賛 美 讃美歌21-183 イェスのみ名に(1,2,4)
主の祈り
聖 書 ルカによる福音書 22章54-62節 (新約p.156)
祈 祷
黙 想
説 教 「涙の谷を通り抜けてペトロが学んだこと」中野博誉牧師
祈 祷
賛 美 讃美歌二編 184 神はひとり子を
献 金
感謝祈祷
賛 美 2024年主題賛美歌 作曲:小室尚子
祝 祷 中野博誉牧師
後 奏
分かち合い
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「父がわたしを愛されたように、わたしもあなたがたを愛してきた。
わたしの愛にとどまりなさい。」(ヨハネ15:9)
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