2月25日(日)10時30分より
メッセージ:「赦し合って生きる」
聖書:エフェソの信徒への手紙4章22-32節
説教者:三宅英子神学生
※どなたでも視聴できます。
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今、レント(受難節)と呼ばれる季節を迎えています。中世の昔よりキリスト教の国では深い悔い改めと断食、祈りの期間とされてきました。今でも、この季節にキリストの苦しみを覚えるため、食べ物の制限をする人もいます。
御子イエス・キリストが十字架でその血を流し、私たちの身代わりとなり、罪を赦してくださったことを知ったとき、私たちは生まれ変わって、新しく生きる者になりました。
クリスチャンの「新しい生き方」にはどのような特徴があるでしょうか。
1)一つ目の特徴は「新しい人を着る」です。
「滅びに向かっている古い人を脱ぎ捨て、神にかたどって造られた新しい人を身に着ける」ようにと言われています。(4:22?24)
大谷翔平がエンジェルスから移籍してドジャーズのユニフォームに着替えたように、私たちは救われたとき新しい人を着て神のチームに加えられました。チーム・ジーザス!
それは世に勝ったイエスに繋がる最強のチームです。罪に汚れた衣から、キリストのような白く輝く衣を着ました。古い姿はキリストの内に完全に隠されたのです。
2)二つ目の特徴は「聖霊を悲しませない」生き方です。
「怒ることがあっても、罪を犯してはなりません。日が暮れるまで怒ったままでいてはいけません。」(エフェソ4:26 ) 夫と喧嘩をしたとき、私はこの御言葉に従うように努めました。理不尽に思える時でも私の方から謝りました。すると神様は納得する結果に導いてくださいます。感情も神様に委ねましょう。怒りに支配される必要はありません。
「悪い言葉」(4:29)によって人を傷つけるなら聖霊を悲しませることになります。
「聞く人に恵みが与えられるように、その人を造り上げるのに役立つ言葉を、必要に応じて語りなさい。」との教えに従い、聖霊の促しを受け周りの人を励ませたら幸いです。
3)三つ目の特徴は「赦し合う」ことです。
「互いに親切にし、憐れみの心で接し、神がキリストによってあなたがたを赦してくださったように、赦し合いなさい。」(4:32)
神の赦しとは、私たちの背きの罪を完全に忘れることです。周りを見渡すと、身近な人を赦せないことに苦しんでいる人が大勢います。自分を傷つけた人を、被害を受けた側が赦すのは、自分の力では不可能です。
宗教二世という立場で、幼い頃から抑圧された環境に育った夫は、長年心の病いと親子関係の葛藤に苦しんできました。絶望の中で主に癒しを求め、十字架のイエスを信じたとき、親と愚かな自分自身を赦すことができ、徐々に心は癒されていきました。私たちのために十字架の上で自ら血を流し、赦しを成し遂げてくださった主を見上げてください。主の御業に自分を明け渡しましょう。私たちはこれからも新しい人を着て、聖霊を悲しませることなく、赦し合って生きていきましょう。
前 奏 - イェスのみ名にひざまずき - Satkz
招 詞 エフェソの信徒への手紙1章7節(下記)
賛 美 讃美歌21-183 イェスのみ名に(1,3,4)
主の祈り
賛 美 - 慈しみ深い友なるイエス - 聖歌隊
聖 書 エフェソの信徒への手紙4章22-32節 (新約p.357)
祈 祷
黙 想
説 教 「赦し合って生きる」 三宅英子神学生
祈 祷
賛 美 讃美歌21-358 小羊をばほめたたえよ!
献 金
感謝祈祷
賛 美 讃美歌21-24 たたえよ、主の民
祝 祷 小野慈美牧師
後 奏
分かち合い
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わたしたちはこの御子において、その血によって贖われ、罪を赦されました。これは、神の豊かな恵みによるものです。(エフェソ1:7)
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