1月12日(日)10時30分より
メッセージ:「権力と権威」
聖書:ローマの信徒への手紙13章1-7節
説教者:小野慈美牧師
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1 人は皆、上に立つ権威に従うべきです。神に由来しない権威はなく、今ある権威はすべて神によって立てられたものだからです。「権威」は「権力」とも訳され、実際には国家権力のことが言われています。その特徴は、法律と徴税です。
Ⅰ権威者は法律と徴税による統治をする
4権威者はいたずらに剣を帯びているのではなく、神に仕える者として、悪を行う者に怒りをもって報いるのです。法律は私たちを縛るものであり、違反すると剣をもって罰せられるという怖い面もあります。しかし、半面、私たちを守るものでもあります。道路交通法は、自由な運転をさせてくれませんが、道路交通法が無ければ、交通は混乱し、危険な状態になります。
6 貢を納めるべき人には貢を納め、税を納めるべき人には税を納め、恐るべき人は恐れ、敬うべき人は敬いなさい。貢とは、所得税や住民税のような直接税のことで、税というのが消費税のような間接税だと考えられます。税が無ければ、個人的には助かります。しかし、仮に税の徴収が一切なくなったとしたら、公共サービスは無くなります。このように考えていくと、「上に立つ権威」は、必要なものだと言えます。
Ⅱ 権威を尊重しなさい
しかし、権力には絶対服従すべきだというのではありません。権力の乱用を制御する仕組みを賢く作っていかねばなりません。また、時には、権力に抗して行動を起こさなければならないこともあるでしょう。しかし、基本的には、権威を重んじなければなりません。なぜなら、神は無秩序の神ではなく、秩序の神だからです。ひどい権力機構があるのは事実ですし、「こんな権力なら、無い方がましだ」と思える場合もあります。しかし、もっと恐ろしいのは、無政府状態です。ひどい独裁であっても、無政府状態よりはましだと言われます。つまり、相対的に、良い政府、悪い政府はあるにしても、権力そのものが悪なのではなく、権力は神から与えられているものなのだから重んじなさいというのがパウロの主張です。
Ⅲ 権威と権力
上述のように権威は権力とも訳せるのですが、この二つの日本語を区別して用いてみようと思います。権威とは、その立場にある者として力を行使する可能性。権力とは、その可能性を実際に用いていくこと。例えば、警察官は拳銃を用いる権威が与えられていて可能性としてはいつでも発砲できます。そして状況によって発砲する際には権力を行使するわけです。つまり、拳銃を持つことを赦されているのが権威で、その拳銃を使うことが権力を行使することです。
Ⅳ 世にあるキリスト者として
最後に、キリスト者として、権威についてどのように生きたら良いのかを考えます。
1)権威のもとにある者として 国家権力だけでなく、教師、上司、牧師、親などの立場にも役割としての権威が神から与えられています。主イエスご自身も、この世の権威を相対的に認めておられ、弟子たちに税を納めることを勧めました。つまり、神のみを絶対とするキリスト者も、この世で生きるときには、権威を尊重しなければならないのです。
2)権力をふるうことのできる立場に置かれた場合
一方、キリスト者として、自分自身が権威を持つ立場に置かれた場合は、その権威に伴う権力を乱用してはなりません。権威は、神から与えられているものだからです。私たちは神の前では、一人の人間にすぎません。権威を与えられたときには、以下の主イエスの言葉に従うのです。
25「異邦人の間では、王が民を支配し、民の上に権力を振るう者が守護者と呼ばれている。26 しかし、あなたがたはそれではいけない。あなたがたの中でいちばん偉い人は、いちばん若い者のようになり、上に立つ人は、仕える者のようになりなさい。(ルカ22:24-26)
前 奏 - わが主 - Arr.B.Greer
招 詞 エレミヤ書9章22-23節(下記)
賛 美 ホザナ
主の祈り
聖 書 ローマの信徒への手紙13章1-7節 (新約p.292)
祈 祷
賛 美 心こめて主をたたえ(新生讃美歌14)
黙 想
説 教 「権力と権威」 小野慈美牧師
祈 祷
賛 美 主は今生きておられる
献 金
感謝祈祷
賛 美 この歌を聴いてほしい
祝 祷 小野慈美牧師
後 奏
分かち合い いのちのことば社
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22主はこう言われる。知恵ある者は、その知恵を誇るな。
力ある者は、その力を誇るな。富ある者は、その富を誇るな。
23むしろ、誇る者は、この事を誇るがよい。目覚めてわたしを知ることを。
わたしこそ主。この地に慈しみと正義と恵みの業を行う事
その事をわたしは喜ぶ、と主は言われる。(エレミヤ9:22-23)
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