2月2日(日)10時30分より
メッセージ:「He lived to serve. 仕えるために」
聖書:マタイによる福音書23章1-12節
説教者:小野慈美牧師
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Ⅰ)宗教的偽善と宗教的傲慢
今日の箇所は、イエス様が十字架につく三日前、受難週の火曜日に語った言葉です。律法学者やファリサイ派の人々の①宗教的偽善と②宗教的傲慢を戒めておられます。
①宗教的偽善「(彼らの)することは、すべて人に見せるためである」5)宗教的行為は、神に対してなされるものです。人に見せるためにするのは神を利用することです。
②宗教的傲慢「6宴会では上座、会堂では上席に座ることを好み、7 また、広場で挨拶されたり、『先生』と呼ばれたりすることを好む。8 だが、あなたがたは『先生』と呼ばれてはならない。あなたがたの師は一人だけで、あとは皆兄弟なのだ。9 また、地上の者を『父』と呼んではならない。あなたがたの父は天の父おひとりだけだ。10 『教師』と呼ばれてもいけない。あなたがたの教師はキリスト一人だけである。」
彼らは「先生」「父」「教師」と呼ばれることを好み、人々に強要しました。「私たちは一般人とは違って神に近い存在なのだから、崇めなさい」というような態度なのです。
もちろん学校などの「教師」という立場で「先生」と呼ばれることは今でも普通に行われています。しかし、それは、あくまでも役割なのであって、「先生」が生徒や弟子よりも「偉い」わけではありません。そのことをわきまえていれば問題ないのです。
また、責任ある立場の人を「偉い人」ということもあります。その場合の偉さは、あくまでも役割であり、担う責任の重さのことです。「先生」あるいは「偉い人」も、一人の人間として、神の前に立つときに、他の人より上なのではありません。
そして、主イエスは群衆と弟子たちに主イエスに従う者の生き方を示されました。
11 あなたがたのうちでいちばん偉い人は、仕える者になりなさい。
Ⅰ)「仕える者」であったベネットの生涯
ここで、アメリカンバプテストの初期の宣教師ベネットを紹介します。ベネットはまさに、「仕える者」として生きた人です。1879年、30歳のときに志を同じくするメラと結婚し来日しました。一年後には、日本語で説教を始めました。彼の日本語は、とても流暢だったそうです。ある人が記しています。「日本語で説教ができる宣教師は多くはなかった。しかも、宣教師の説教を日本人が涙を流して聞くのは、ベネットの説教だけだった」。ベネットは、言葉だけでなく、日本人の心を深く理解していたのです。
讃美歌21-496「静けき夕べのしらべによせて」は、ベネットが作詞し、妻が作曲したものです。彼は、人々から賞賛され人々から愛されました。しかし、ベネットは我々とは違った次元に生きる聖人君子だったのではありません。彼は宗教的偽善、宗教的傲傲慢の誘惑をよく知っていたのです。そのことを示しているのが、讃美歌21-496番3節です。「日毎(ひごと)我が為す愛のわざをも人に知らさず、隠したまえや」実に深い祈りの言葉です。
自分の愛の業を吹聴したくなる。見せびらかしたくなる。そういう誘惑があったことを素直に認めている。だからこそ、この3節の言葉を祈りつつ生きたのです。
30歳で来日し、休暇で帰国した2年間を除いてずっと日本で伝道し、25年間神学校の校長として、また、さまざまな働きを為し終えて、文字通り日本に骨を埋めました。讃美歌21-496番5節「神よ、この世の旅路終わらば、わがふるさとに憩わせたまえ。」
横浜の外国人墓地のベネットの墓には「“He lived to serve.”彼は仕えるために生きた」と刻まれています。主イエスが、私たちに仕えてくださいました。だから、私たちも他の人々に仕えて生きるのです。歯を食いしばってではなく、微笑みながら。
前 奏 -ガリラヤの風かおる丘で- 蒔田尚昊
招 詞 ローマの信徒への手紙10章15節(下記)
賛 美 讃美歌21-59(1,2,3,5) この地を造られた
主の祈り (「讃美歌21」 93-5-B 日本キリスト教協議会統一訳)
賛 美 - わが魂よ、主をたたえよ - 聖歌隊
聖 書 マタイによる福音書23章1-12節 (新約p.45)
祈 祷
賛 美 讃美歌21-170(1,3,4)) わが魂よ、主をたたえよ
黙 想
説 教 「He lived to serve. 仕えるために」 小野慈美牧師
祈 祷
賛 美 讃美歌21-496 しずけき夕べの
献 金
感謝祈祷
聖 餐 式 (「教会の約束」を唱和 )
賛 美 2025年主題賛美歌 作曲:小室尚子
祝 祷 小野慈美牧師
後 奏
分かち合い
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遣わされないで、どうして宣べ伝えることができるでしょう。「なんと
美しいことか、良い知らせを伝える者の足は」と書いてあるとおりです。
(ローマ10:15 聖書協会共同訳)
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