2月9日(日)10時30分より
メッセージ:「憐れみ深い人々は、幸いである」
聖書:マタイによる福音書5章7節
説教者:浅輪一郎伝道師
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八福の第五の教えを「憐れむ」、「憐れみ」という言葉に注目しながら導きを求めます。
【動詞:憐れむ】
この「憐れむ」という動詞に関連して私たちが最初に思い出す聖書のお言葉は、「主よ、憐れみたまえ(キリエ・エレイソン)」かもしれません。同福音書においては、「ダビデの子よ」も含めると三か所でこの言葉が登場します。一か所目(9:27):二人の盲人がイエス様の評判を聞いたのでしょう。「憐れんでください」と言いながらあたかも山上の説教が始まる際の群衆のように「ついて来」ました。二か所目(15:21,22):当時は「罪の町」と呼ばれていた異邦の地・ティルスとシドンで、やはり異邦人であるカナンの女性が「出て来」て、「憐れんでください」と叫びます。三か所目(17:14,15):イエス様と弟子たちの一同が「群衆のところに行くと」とあります。すると群衆の一人がイエス様に「近寄り」ます。そしてやはり病で苦しんでいる息子のために「憐れんでください」と懇願します。これらの箇所から、マタイによる福音書において「憐れむ」とは、イエス様が誰よりも、病にある人々に対して、異邦人と見なされている人々に対して、さらには群衆と見なされている人々に対して「注がれている」ということが見て取れます。しかし、このことは憐みの大切さが分かっていない人々に対しては、イエス様は厳しく咎められるということも意味しています。
【名詞:憐れみ】
今度は「憐れみ」という名詞に注目をして三か所を振り返ります。一か所目(9:9-13):イエス様がマタイを弟子にする際の出来事ですが、イエス様と弟子たちが徴税人や罪人と一緒に食事をしているということで、ファリサイ派の人々が批判します。それに対しイエス様は「わたしが求めるのは憐みであって、いけにえではない」というホセア書6章6節の言葉を引用しながら反駁します。 二か所目(12:1-8): 安息日にイエス様の弟子たちがお腹が空いてどうしようもなくなったので「麦の穂を摘んで食べた」という記事です。そこではファリサイ派の人々がやはりこの弟子たちの行為を見て非難するのですが、イエス様は再びホセア書6章6節の言葉を引用して反駁します。三か所目(23:1-36):イエス様はそのようなファリサイ派の人々や律法学者たちに対して、はっきりと仰います。「律法学者たちとファリサイ派の人々、あなたたち偽善者は不幸だ。」(23:23)しかし同時にこのお言葉とは、憐れみを示すことが出来ない時には私たちにも語られているお言葉であると言えるのかもしれません。
【赦すこと】
この「憐れみ」という言葉の重みは、「『仲間を赦さない家来』のたとえ」(18:21-35)からも伝わるものがありますし、「では具体的に私たちはどうしたらいいのか?」という私たちの問いに対する方向性も示してくれます。「憐れみ」とは、まずは誰よりも先に、王様が、私たちの王イエス様が、私たちを憐れみそして赦していて下さるということであります。そしてもしそうであるのならば、私たちも「憐れむ」そして「赦す」ということが求められているのでしょう。
ちなみに、このたとえの直前には、実はイエス様はこのように仰ったと記されています。「二人または三人がわたしの名によって集まるところには、わたしもその中にいるのである。」(18:20)二人または三人がイエス様の名によって集まるところ、それは教会です。私たちは、このイエス様がなさり、私たちにも求められている「憐れむ」、「赦す」という力も「教会の土台」として据えたいと思うのです。
前 奏 -わが魂よ、主をたたえよ- Satkz
招 詞 詩編23編6節(下記)
賛 美 讃美歌21-3(1,3,5) 扉を開きて
主の祈り
聖 書 マタイによる福音書5章7節 (新約p.6)
祈 祷
賛 美 讃美歌21-170(1,2,5)) わが魂よ、主をたたえよ
黙 想
説 教 「憐れみ深い人々は、幸いである」 浅輪一郎伝道師
祈 祷
賛 美 讃美歌21-418 キリストのしもべたちよ
献 金
感謝祈祷
賛 美 讃美歌21-27 父・子・聖霊の
祝 祷 小野慈美牧師
後 奏
分かち合い
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命のある限り
恵みと慈しみはいつもわたしを追う。
主の家にわたしは帰り
生涯、そこにとどまるであろう。(詩23:6)
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