9月20日(日)10時30分~11時30分
メッセージ:「愛は貸し借りではありません」
聖書:ローマの信徒への手紙13章8-10節
説教者:小野慈美牧師
※どなたでも視聴できます。
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金銭については、借りたままではいけない。借りはきちんと返さなければいけない。しかし、互いに愛し合うことにおいては、貸し借りの法則を適用できません。「愛の負債は返しきれない無限の負債だから別だ」という解釈もできますが、それは神と人間との関係に当てはまることです。この箇所は人間同士、特に愛を与える側の態度についての戒めと理解したい。つまり、愛を与える側から言えば、それを貸し、恩として覚え続けることをするなということです。また、受ける側が感謝しなくても良いということではなく、「借りを返さなくては」という重荷として負い続けることはしなくても良いということだと思います。
<重苦しい愛と軽やかな愛>
これだけの貸しがあるんだぞ。忘れるなよというような態度は聖書の語る愛ではありません。自分の貸した愛を覚えていて、いつお返しがあるかと待ち構えている。これは、愛ではなく、取引です。また求められたわけでもなく、お世話を申し出ておきながら、ほめられること、感謝されることを見返りとして求める。これは、お世話される側にとっては、重荷となる。しかも独りよがりなお世話は、むしろ、「大きなお世話」だし、ありがた迷惑ということさえある。重苦しい愛です。
①軽やかな愛とは、相手に負担を与えない愛のことです。
愛を受けた側が、お礼なんか言わなくてよいということではありません。ただし、受けた側に「いつか借りを返さなければいけないな」という義務感、負担感を感じ続けさせるとしたら、それは軽やかな愛ではなく、「重苦しい愛」なのです。
②軽やかな愛とは、自分自身も与えたことから自由でいられる愛です。
自分が与えた愛の結果を見たいという欲求は誰しもあります。相手のために一生懸命尽くし、神様に仕える。その実が結ぶのをこの目で見てみたい。それは自然な思いです。愛が報われたら素直に喜んだらよい。感謝されたら、素直に感謝を受け取ったらよい。しかし、ときには、報われないどころか、逆恨みされたりすることさえある。それは確かに辛いことです。しかし、そのことをいつまでもひきずるということは、自分自身を束縛します。「これだけ尽くしてやったのに」という徒労感があるのは、やっただけの見返りが欲しいからです。自分が相手に貸しがあるという意識を持っている限りは、借りを返してもらわないと、落ち着かなくなります。
<先行する神の愛>
そうならないためにはどうしたらよいのでしょうか。私たちは、人を愛する以前に、神様から無条件に愛されている者だということに気づくことです。
「私たちが神を愛したのではなく、神が私たちを愛して、私たちの罪を償ういけにえとして、御子をお遣わしになりました。ここに愛があります。愛する者たち、神がこのように私たちを愛されたのですから、私たちも互いに愛し合うべきです」(Ⅰヨハネ4:10-11)。
私たちは、この愛によって愛されていることを知るときに、初めて、軽やかな愛に生きることができる。つまり、「自分は与えてやっているんだ、愛してやっているんだ」という思いで、相手に関わるのではなく、自分自身がまず、神から無条件に愛されていることを感謝して受け取る。そして、その感謝の心が隣人への愛へと向かうのです。神の愛に押し出されるようにして、他者に対して見返りを求めない愛、貸しっぱなしの愛に生きる者とされていく。自分自身が、神様に大きな借りを返さなくてもよいものとされているという自覚が、自分が他の人に対して軽やかな愛に生きることを可能にするのです。
前 奏 - ひとたびは死にし身も - Arr.Dick Bolks
招 詞 ヨハネの手紙一4章10-11節 (下記)
賛 美 いける限り主を、子羊イエスよ
主の祈り
聖 書 ローマの信徒への手紙13章8-10節(新約P.293)
祈 祷
賛 美 神の家族
黙 想
説 教 「愛は貸し借りではありません」 小野慈美牧師
祈 祷
賛 美 真昼のように
献 金
感謝祈祷
賛 美 2026年主題賛美歌
祝 福 小野慈美牧師
後 奏
分かち合い
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10わたしたちが神を愛したのではなく、神がわたしたちを愛して、わたしたちの罪を償ういけにえとして、御子をお遣わしになりました。ここに愛があります。11愛する者たち、神がこのようにわたしたちを愛されたのですから、わたしたちも互いに愛し合うべきです。
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