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横浜駅近く、丘の上にある教会。捜真バプテスト教会です。

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〒221-0804 神奈川県横浜市神奈川区栗田谷42-43

礼拝Worship

  メッセージ > 先週までの礼拝 > 2013年12月1日

先週の礼拝

12月1日(日) 午前10時30分より
アドベント第1主日礼拝・聖餐式
説 教:「当てはずれの神」
聖 書:コリントの信徒への手紙II 12章1-10節
説教者:小野慈美師

 パウロは慢性的な病(「とげ」)を持っており、必死に癒しを祈っていました。パウロ自身が病人を癒したり、死者を生き返らせる力あるわざを行っていましたから、神様は自分の病をも癒してくださるはずだと考えていました。ところが、祈っても癒されず、与えられた答えは「わたしの恵みはあなたに十分である。力は弱さの中でこそ十分に発揮されるのだ」(9)というものでした。これは実に意外な答えでした。病が癒されることこそ恵みだと思っていたのに、何と、癒されないことこそ恵みなのだというのです。

 1-6節から、パウロはきわめて神秘的な体験をしたことがわかります。そういう経験をすると、自分を誇りたくなります(5)。そして周囲の人々もパウロを神格化するようになることでしょう。パウロは、気付かされました。「もし、病が癒されて、思い通りに伝道することができていたら、いつの間にか、自分を誇るようになってしまったであろう。だから私の場合は、癒されないことこそが『思いあがること』から守られるための恵みだったのだ。」

星野富弘さんの作品「当てはずれ」というものがあります。
「あなたは私が考えていたような方ではなかった。あなたは私が想っていたほうからは来なかった。
 私が願ったようにはしてくれなかった。しかし、あなたは私が望んだ何倍ものことをして下さっていた。」

苦難のただ中にあるときには気付かなかったが、振り返ると、神様は良きことをしてくださっていたことがわかる。
神様は人間の願いをかなえてくださらないという意味で、当てはずれです。
そして、飼葉桶の中にお生まれになった主イエスもまた、ちっとも神様らしくないという意味で当てはずれです。しかし、当てはずれの神であるからこそ、わたしたちがどん底にいる時でも共にいてくださる「インマヌエル」の神なのです。

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賛   美   21−242
主の祈り
交 読 文   交読詩編 第103編
賛   美   21−241
分かち合い   
賛   美   − よきたより告げよ民に −          聖 歌 隊
聖   書   コリントの信徒への手紙U 第12章1−10節
                            (新共同訳新約 339頁)
祈   祷   
黙   想   − 今 来たりませ − Satkz
説   教   「当てはずれの神」             小野 慈美 師
祈   祷
賛   美   21−280
献   金 
感謝祈祷
聖 餐 式   賛 美  21−81
        聖書朗読と感謝祈祷
賛   美   21−229(1,3,5,6節)
祝   祷                         小野 慈美 師
後   奏

<アドベント(待降節)>
 11月30日に最も近い主日からクリスマスまでをアドベントと言います。語源は「到来」を意味するラテン語“Adventus”で、この期間は主イエスの降誕を待ち望むと共に、主が再びこの世に来られる終末に向け、信仰の姿勢を整えることが求められます。


礼拝堂正面のイエス様Soshin Baptist Church捜真バプテスト教会

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