主日礼拝
          4月8日(日) 午前10時30分より
          メッセージ:「愛は共感する」
          聖 書:ルカによる福音書 10章25-37節
          説教者:小野慈美牧師
          
          「行って、あなたも(サマリア人と)同じようにしなさい」(37)という主イエスの前でわたしたちはたじろぎます。「あなたはサマリア人のようには生きているか」と責められた思いになります。たとえ表面的に人に仕えるようにしていても、主イエスは、わたしたちの心の奥底まで照らし出されます。そこには、偽善や虚栄心や世間体など不純なものがうずまいています。37節の言葉はむしろ、わたしたちを裁く言葉です。その言葉の前で、うずくまってしまっている私たちは、傷ついた旅人であると言うことができます。しかし、驚くべきことに、そのようなわたしたちのところに主イエスは来てくださって、「憐れに思い」、わたしたちを赦し、癒し、立ち直らせようとしてくださいます。主イエスこそがまことのサマリア人だと言うことができるでしょう。「憐れに思い」(33)と訳されている言葉は、上から見下ろした憐れみではなく、「内臓が痛む」「あたかも自分の痛みであるかのように共感する」という意味です。実際主イエスは最終的には罪人として裁かれ、文字通り十字架の痛みを味わわれました。
          「この大祭司は、わたしたちの弱さに同情できない方ではなく、罪を犯されなかったが、あらゆる点において、わたしたちと同様に試練に遭われたのです。だから、憐れみを受け、恵みにあずかって、時宜にかなった助けをいただくために、大胆に恵みの座に近づこうではありませんか」(ヘブライ4:15-16)。
           わたしたちの大祭司である主は、わたしたちの弱さ、罪の痛みを理解し、共感できるお方です。だから、わたしたちはこのお方の前に、ありのまま大胆に出ることができるのです。そして、偽らざる姿を主イエスに見ていただき、癒していただくのです。
           自分がまず、傷を癒され、主の憐れみを受けた。そして主イエスの憐れみ(慈しみ)は、他の苦しんでいる人、痛んでいる人のためでもある。だから、わたしたちも、他の人々の痛みを憐れに思う(共感する)ことができる。「自分が何とかしてやろう」という上から見おろす憐れみではなく、自分を生かしてくださった主の憐れみがその人にも注がれているのだという思いをもって、自分にできることをさせていただく。こうして、わたしたちが、まことのサマリア人である主イエスによる罪の赦しを体験し癒されるときに、わたしたちも小さなサマリア人として生きることが許されるのです。
          
          
配信は「信仰告白後の賛美から献金感謝祈祷まで」となっております。
           
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          前    奏   - 輝きの この日 - J.Sバッハ
          招    詞    ヨハネによる福音書 第20章19-20節
          賛   美   21-322(1,3,5節) 天の座にいます
          主の祈り
          交 読 文    交読詩編 第114編
          賛   美   - ハレルヤ、ハレルヤ -          聖 歌 隊
          分かち合い       
          賛   美   21-323(1,2,4,5節) 喜び祝え、わが心よ
          聖   書    ルカによる福音書 第10章25-37節 (新共同訳新約126頁)
          祈   祷   
          黙   想    
          説   教   「愛は共感する」              小野 慈美 牧師
          祈   祷
          賛   美   21-487 イェス、イェス
          献   金 
          感謝祈祷
          賛   美   21-327(1,3節)(アーメン) すべての民よ、よろこべ
          祝   祷                         小野 慈美 牧師
          後   奏
          
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