横浜駅近く、丘の上にある教会。捜真バプテスト教会です。

先週の礼拝

10月11日　午前10時30分より
メッセージ：「神の思いと人の思い」
聖書：マタイによる福音書6章10節b
説教者：小野慈美牧師

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「御心が行われますように、天におけるように地の上にも」(ﾏﾀｲ6:10)。
｢天｣：神の支配が完全に実現しているところ。｢地｣：人間の世界、人の心、私の心。 「御心が地になるように」とは、この私が御心に従うことができますようにという祈りです。 この祈りを祈るとき、私たちに求められるのは、信頼、決断、悔い改めです。
１）信頼　御心は正しく最善なのだと信頼すること。
　不信仰の言い訳として、あるいは、神の意志は絶対なのだから、祈ったって関係ないというあきらめで「御心のままに」と祈っていることはないでしょうか。そうではなくて、神は生きておられ、しかも、たとえ願いが叶わなくても、神は悪ではなく善を意図しておられる。それを信頼して、神様の意志が実現しますようにと祈る。神のなさることに対する信頼が無ければ、この祈りは無意味です。
２）決断　御心が示されたなら、それに従う決断をすること。
　この祈りをするならば、示された御心に従う心備えが必要です。時には、御心がわからないまま、選び取って進まねばならないこともあります。しかし、その場合でも、祈って決断したかどうかで、大きな違いがあります。祈ることによって、神様から、ある方向へ促され、押し出されるということもあるのです。神様は状況を通して導かれることもあるからです。
３）悔い改め　間違いに気づいたら方向転換すること。
　 本当に御心を求めているのか、単に自分の我を通そうとしているのではないか。さらに言うならば、自分を正当化するために、「御心」を持ち出してはいないか。「御心がなりますように」と祈ることは、自分が間違っていたことを示されたときには、率直に認め、悔い改め(＝方向転換)をすることです。それは、人間関係においては、「負けること」、「恥をかくこと」をも厭わないということです。なぜ私たちが、自分の過ちを認められないのか。負けることが人間的に悔しいからです。しかし、神の前では、安心して間違いを認めて良いのです。
　それは、主イエスがゲッセマネの祈りを通して、御心に従ってくださったからです。「父よ、御心なら、この杯をわたしから取りのけてください。しかし、わたしの願いではなく、御心のままに行ってください」(ルカ22:42)。御心が何であるかは、この後の主イエスの行動でわかります。主は十字架への道が御心であることを知り、杯をのむことを決断し、「取りのけてください」というご自分の願いを祈ることをやめ、立ち上がられたのです。 そして、十字架で、私たちの罪を赦すための御業を成し遂げてくださいました。十字架の上で、｢父よ、彼らをお赦しください｣と祈ってくださいました。だから、私たちは間違ったと気づいたときには、安心して、悔い改めることができる。十字架によって既に赦されていることを知っているから、心柔らかに方向転換できるのです。主イエスが御心に従って十字架についてくださったからです。私たちの罪は赦されているからです。

前　　　奏　　　－ み神のみわざは－　Satkz
招　　　詞　　　箴言 １６章２－４a節（下記）
賛　　　美　　　５２７(1,3) み神のみわざは
主の祈り　　　
聖　　　書　　　マタイによる福音書６章１０節b（新約p.9）
祈　　　祷
黙　　　想
説　　　教　　　「神の思いと人の思い」　　　　　　　小野 慈美 牧師
祈　　　祷
賛　　　美　　　５０４（1,3）主よ御手もて
献　　　金　　　(※礼拝堂への入退場時にお捧げください)
感謝祈祷
聖　餐　式
賛　　　美　　　　2020年主題讃美歌 神はあなたと共にいる　　(歌詞が開きます)
祝　　　祷　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　小野 慈美 牧師
後　　　奏　
分かち合い

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｢16:2人間の道は自分の目に清く見えるが／主はその精神を調べられる。
　16:3 あなたの業を主にゆだねれば／計らうことは固く立つ。
　16:4 主は御旨にそってすべての事をされる。」(箴言16:2-4a)


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