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横浜駅近く、丘の上にある教会。捜真バプテスト教会です。

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礼拝Worship

  メッセージ > 先週までの礼拝 > 2020年11月29日

先週の礼拝


11月29日 午前10時30分より
メッセージ:「平和はどこから来るのか」
聖書:イザヤ書2章1-5節
説教者:小野慈美牧師

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 ニューヨークの国連ビル前の公園に「イザヤの壁」と呼ばれる壁があり、そこにイザヤ2:4の言葉が記されています。「彼らは剣を打ち直して鋤とし、槍を打ち直して鎌とする。国は国に向かって剣を上げず、もはや戦うことを学ばない」。「もはや戦うことを学ばない」とは、戦争によって問題解決する道を選ばないということです。現実の国際関係は決して単純ではありません。しかし、国連ビルの前にこの言葉が刻まれているのは、最終的にここに立たない限り、本当の平和は訪れないのだということを人類は知ったからです。主イエスも言われました。「剣を取る者は皆、剣で滅びる」(マタイ26:52)。
                   <平和を創る者>
昨年の12月4日、アフガニスタンで中村哲というクリスチャン医師がテロで殺害されました。彼は、「剣を鍬に、槍を鎌に」を現代において実践した人です。彼は言っています。平和とは「三度のご飯が食べられ、家族が一緒に穏やかに暮らせること」。イザヤの言葉が単なる理想ではなく、この時代にもなしうることを中村さんは示してくれました。もちろん、私たちは中村さんと同じことはできませんが、できることはあります。剣のような冷たい言葉ではなく、暖かくて心を耕す言葉を語る。厳しい裁きのまなざしではなく、敬意を込めたまなざしを送る。笑顔を送る。笑顔は敬意のしるしです。平和はどこから来るのか。主イエスが平和の作り方を教えてくださった。そして、平和を作るのは、あなたです。ただし、そこには一つの大切な前提があります。
                  <平和を創る者の条件>
「ヤコブの家よ、主の光の中を歩もう」(イザヤ2:5)。光の中を歩むと、自分のすべて、隠された罪も露わにされます。しかし、同時にその罪が既に赦されていることを知ります。「互いに忍び合い、責めるべきことがあっても、赦し合いなさい。主があなたがたを赦してくださったように、あなたがたも同じようにしなさい」(コロサイ3:13)。逆説的ですが、自分も神様に赦していただかなければならない者であることを知っている人こそが平和を創り出す者になれるのです。さもないと私たちは自分だけの正義を振りかざして相手を傷つけるようなことをしがちです。正義を追求しているつもりでも、自己絶対化の罪を犯すのです。そして、もっと恐いことはそのことに気がつかないことです。
 平和を壊す敵は、他の誰かではなく、わたしたちの心の中にあります。その自己中心という敵は自分で追い出そうとしても、なかなか出て行ってくれません。他の何かで、心が満たされる必要があります。それが、キリストの平和であり、キリストの赦しです。「キリストの平和があなたがたの心を支配するようにしなさい」(コロサイ3:15)

前   奏   - いざ来ませ、異邦人の救い主よ - J.S.バッハ
招   詞   ローマの信徒への手紙13章12-14節(下記)
賛   美   242(1節を二回繰り返し) 主を待ち望むアドベント
主の祈り  
子ども説教                       細井 典子
聖   書   イザヤ書2章1-5節(旧約p.1063)
祈   祷
黙   想
説   教   「平和はどこから来るのか」     小野 慈美 牧師
祈   祷
賛   美   231(1,3,4)久しく待ちにし
献   金   (※礼拝堂への入退場時にお捧げください)
感謝祈祷
賛   美   28 み栄えあれや
祝   祷                     小野 慈美 牧師
後   奏 
分かち合い

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「夜は更け、日は近づいた。だから、闇の行いを脱ぎ捨てて光の武具を身に着けましょう。
 日中を歩むように、品位をもって歩もうではありませんか。酒宴と酩酊、淫乱と好色、争いとねたみを捨て、
 主イエス・キリストを身にまといなさい。欲望を満足させようとして、肉に心を用いてはなりません。」
 (ローマ13:12-14)




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