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横浜駅近く、丘の上にある教会。捜真バプテスト教会です。

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礼拝Worship

  メッセージ > 先週までの礼拝 > 2021年9月19日

先週の礼拝


9月19日(日)10時30分より
メッセージ:「生かす言葉・殺す言葉」
聖書:ヤコブの手紙1章19-21節
説教者:小野慈美牧師


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Ⅰ 殺す言葉
面と向かって発する暴力的な言葉が、また、画面上の言葉が人を死に追いやることがあります。そこまでではなくても、人の心を傷つける言葉は周りにあふれています。
(1)どうして、人を傷つける言葉が出てくるのか。
①優位に立ちたいという思い
 優位に立ちたいという衝動が強いと、相手より下に位置付けられることが屈辱となります。悪口や陰口は、誰かを低くすることにより、自分のほうが上だと思いたいという心理の裏返しです。これはとても根深いもので、主イエスの弟子たちも、互いに「誰が一番偉いか」と議論していました。
 「聞くのに早く、話すのに遅く」(ヤコブ1:19)とあります。人はたいてい、相手の話を聞かずに、自分の言いたいことを話し始めます。自分の考えのほうがまさっていると無意識に思ってしまうのです。分が悪いときは、弱論強弁したくなる。負けたくないからです。
本当は、負けることは悪いことではありません。気づかなかったことに気づくことができ 成長できた。視野を広くしてもらったと受け止めれば良いのです。ところが、負けたときは、屈辱感が強く残るので、負けまいとして、結果的に相手を傷つける言葉が出てくるのです。
②自分では正義と思っている怒り
1:19怒るのに遅いようにしなさい。1:20 人の怒りは神の義を実現しないからです。
人が怒る時は、自分が怒るのは当然だと思っています。しかし、人の怒りは神の義を実現しないのです。怒りの感情それ自体が必ずしも悪いとは言えません。しかし、その怒りが客観的にみても、正しいかどうかはわかりません。だから、怒りを感じたときに、無遠慮に、すぐに相手にぶつけてしまうことには気を付けなければなりません。自分の怒りを引き起こした誰かの言動を自分は誤解しているかもしれないからです。
Ⅱ 生かす言葉
生かす言葉を話すためには、まず相手の話を聞こうという態度が必要です。これは相手に対する敬意です。人の話を真実に聞くということは、それ自体が愛なのです。じっくりと話を聞き、敬意をこめて「そうか、そうだったんだ。辛かったね」という言葉は、人を生かす言葉となります。場合によっては、相手が自分を非難する言葉を聞かなくてはならないこともあるでしょう。そんなとき、「そうか、申し訳なかった」と言えるならば、相手の苦悩や痛みを和らげるでしょう。
Ⅲ 生かす言葉を語るためには
神の言葉、主イエスの言葉に絶えず触れて、生かされることです。
1:21 だから、…心に植え付けられた御言葉を受け入れなさい。この御言葉は、あなたがたの魂を救うことができます。
心に植え付けるべき一つの御言葉を紹介します。
一ヨハネ3:1 御父がどれほどわたしたちを愛してくださるか、考えなさい。それは、わたしたちが神の子と呼ばれるほどで、事実また、そのとおりです。
人と比べて優位に立ちたいと思うから、不自由になる。私たちは、神の前では、何様でもない。小さな者です。ところが、この私たちを、神様は何と神の子と呼んでくださる。これ以上の誇らしい肩書はありません。優越感を感じたいという意味でのプライドは傷つきやすく、負けると屈辱感に縛られます。しかし、自分が神様に愛されているという「聖なるプライド」があると、魂の自由が与えられます。大切なのは、神の義を実現することです。神の義が実現するのであれば、負けたってかまわないのです。自分の思い通りになったとしても傲慢にならず、思い通りにならなくても、卑屈にならずに済むのです。

前   奏    -われは神より離れず-       J.N.Hanff 
招   詞   テサロニケの信徒への手紙二 2章16-17節(下記)
賛   美   352 来たれ全能の主
主の祈り 
聖   書   ヤコブの手紙1章19-21節(新約p.422)
祈   祷
黙   想
説   教   「生かす言葉、殺す言葉」       小野慈美牧師
祈   祷
賛   美   505 歩ませてください (1,2,4)
献   金   (※礼拝献金は、退場の際に、また口座への送金でお捧げください)
感謝祈祷
賛   美   27 父・子・聖霊の
祝   祷                     小野慈美牧師
後   奏 
分かち合い

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「わたしたちの主イエス・キリスト御自身、ならびに、わたしたちを愛して、永遠の慰めと確かな希望とを恵みによって与えてくださる、わたしたちの父である神が、どうか、あなたがたの心を励まし、また強め、いつも善い働きをし、善い言葉を語る者としてくださるように。」
(Ⅱテサロニケ2:16-17)


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