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横浜駅近く、丘の上にある教会。捜真バプテスト教会です。

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礼拝Worship

  メッセージ > 先週までの礼拝 > 2023年1月1日

先週の礼拝


1月1日(日)10時30分より
メッセージ:「常に主を覚えて 道筋をまっすぐに」
聖書:箴言3章5-7節
説教者:小野慈美牧師

※どなたでも視聴できます。

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<めでたさ>
「門松は冥土の旅の一里塚めでたくもあり、めでたくもなし」(室町時代の一休禅師の歌)。
門松というのは新年をあらわすしるしです。しかし、門松が飾られるたびに一年が過ぎていく。つまり冥土(死者の魂の行くところ)に近づいていく。めでたいめでたいと浮かれてばかりもいられないではないかという歌です。確かに死ぬべき者であることをはっきりと認識することは大切です。しかし、死を恐れてびくびく生きるのではなく、きょう、生かされていることを感謝して生きるのです。もちろん、80代、90代の方々と、10代20代の青年たちでは、意識は異なるでしょう。しかし、どんな人にとっても、根本的な態度は同じだと思うのです。それは、まさに今年の聖句が示しています。
<今年の主題聖句>
常に主を覚えてあなたの道を歩け。そうすれば主はあなたの道筋をまっすぐにしてくださる
「常に主を覚えて」とは、絶えず祈り、主に信頼する態度です。「道」は、人生を表していますから、「あなたの道を歩け」とは、自分に与えられた固有の道を歩くということです。他人の「道」と比べても意味はありません。自分の道で、できることを一生懸命生きることです。
「道筋をまっすぐにしてくださる」とは、主が最善をなしてくださるということです。ただし、最善とは、人間にとっての好都合ではありません。例えば、東京からニューヨークへの空路を長方形の世界地図上で直線(つまり見かけ上の最短距離)を引くと、その線は太平洋の広い海域上に引かれます。しかし、地球は球状なので、三次元では、ずっと北寄りの上空を飛んだ方が近い。ところが、その空路を平面の地図上で表すと、大きく弧を描いて、遠回りに見えます。人間は一面しか認識できないのですが、全能の神はすべてをご覧になることがおできになります。人間にとっての「まっすぐ」は、必ずしも、神様の最善とは限らないのです。裏返して言えば、人間的には、遠回りと見えたり、わけの分からない道を歩むことがあっても、主に信頼し続けることが大切です。
2)自分の分別に頼るな
主題聖句は6節ですが、6節をはさんだ5,7節の内容も大切です。
5 心を尽くして主に信頼し/自分の分別には頼るな
7 自分を知恵ある者などと思わず/主を畏れ、悪から離れよ
自分を信頼してはならない、判断するなということではありません。大切な決断をするときに、まず、主の前で祈りなさいということです。そうすれば、主が決断を導いてくださる。逆説的ですが、「自分を知恵ある者などと思わ」ないことが真の知恵であり、この知恵は神を畏れることから生まれるのです。
生きていれば、時に、空しさ、無力感、倦怠感に陥ることがあります。そこから私たちを救うもの、それは歴史を支配する神に対する信仰です。人間的な力だけに頼らず、むしろ自分の限界をわきまえて、神に信頼する態度です。どんなに状況が悪くても、だめだと見えるときにも、「自分の道」を丁寧に生きることです。わたしたちは生かされているのであり、命の与え主のプランに従うときもっともよく生きることができるのです。
<四面楚歌の時でも天は開いている>
たとえ四面楚歌のように、孤立無援に感じられることがあっても、孤独ではない。四方を壁に遮られているようなときでも、天は開いており、そこには、私たち一人一人の「道」を導いてくださるお方がいる。私たちの祈りを妨げることのできる壁は無いのです。この一年わたしたちにどのようなことが起こるのかわかりません。しかし今年も主イエスの父なる神が共に歩んで下さるのですから、良い年となるのです。


前   奏   ― この世はみな ―        高浪晋一
招   詞   詩編33章1-3節  (下記)
賛   美   讃美歌21-225 すべてのものらよ
主の祈り   
聖   書   箴言3章5-7節  (旧約p.993)
祈   祷
黙   想
説   教  「常に主を覚えて 道筋をまっすぐに」 小野慈美牧師
祈   祷 
賛   美   讃美歌21-361 この世はみな
献   金   (※礼拝献金は、入退場の際に、また口座への送金でお捧げください)
感謝祈祷
賛   美   こどもさんびか120 主イエスの道を
祝   祷                     小野慈美牧師
後   奏   
分かち合い


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主に従う人よ、主によって喜び歌え。主を賛美することは正しい人にふさわしい。
琴を奏でて主に感謝をささげ/十弦の琴を奏でてほめ歌をうたえ。
新しい歌を主に向かってうたい/美しい調べと共に喜びの叫びをあげよ。
(詩編33:1-3)


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