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礼拝Worship

  メッセージ > 先週までの礼拝 > 2024年6月9日

先週の礼拝

6月9日(日)10時30分より
メッセージ:「恵みの契約に与るために」
聖書:ルカによる福音書7章1-10節
説教者:東間克美師


※どなたでも視聴できます。

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◆百人隊長の信仰を通して、神の恵みの契約に与るために大切な謙遜、従順、信頼という3つのことを御言葉から学びましょう。第1のことは「謙遜」です。2節『ところで、ある百人隊長に重んじられている部下が、病気で死にかかっていた』。百人隊長は、大切にしている一人の部下の身を案じて主イエスに助けを求めました。早速主イエスは彼の許に出かけられましたがその時、百人隊長は友人に伝言を届けさせたのです。6節後半~7節前半『主よ、御足労には及びません。わたしはあなたを、自分の屋根の下にお迎え出来るような者ではありません。ですから、わたしの方からお伺いするのさえふさわしくないと思いました』。当時ユダヤ人にとって、異邦人は汚れた者であるという考えがありました。ですから異邦人である自分に、ユダヤ人である主イエスを家に迎え入れるような資格はない、そのように理解していたのです。ここに百人隊長の謙遜が示されております。そしてこの謙遜は、主イエスなら部下をいやしてくださるという彼の信仰が生み出したものでした。謙遜は神の祝福に与る鍵です。
◆第2のことは「従順」です。8節『わたしも権威の下に置かれている者ですが、わたしの下には兵隊がおり、一人に「行け」と言えば行きますし、他の一人に「来い」と言えば来ます。また、部下に「これをしろ」と言えば、そのとおりにします』。百人隊長である彼の命令に兵士たちは服従します。なぜならば彼の背後にローマ皇帝の権威があるからです。それゆえに、兵士が彼に逆らうならば、それは皇帝や国家に対する反逆を意味します。百人隊長は自らの立場や体験を通して権威というものを理解しておりました。この権威の行使は具体的には言葉によってなされます。従って権威ある者ならば言葉だけで従順を引き出すことを、彼は軍人としての生き方から学んでいたのです。『わたしも権威の下に置かれている者ですが』。百人隊長のこの言葉の中に、主イエスが神の権威を持って遣わされた方であるという洞察力と、主イエスの言葉の権威に従う従順さを見ることが出来ます。従順もまた神の祝福に与る鍵です。
◆第3のことは「信頼」です。7節後半『ひとこと、おっしゃってください』。聖書協会共同訳聖書では『ただ、お言葉を下さい』と訳されております。この言葉は、主イエスこそ生も死も支配なさる救い主キリストであり、そのお方がお語りになる言葉に全き信頼を寄せて、すべてを委ねた百人隊長の信仰告白です。つまり彼は、主イエスの言葉には権威があること、そして主のお言葉をいただければ部下は治ることを確信していたのです。こうして癒しの奇蹟がなされました。この奇蹟へと導いたのは、百人隊長の主イエスへの信頼、そして主イエスの愛です。信頼と確信、このこともまた祝福への道です。
◆さてもう一度6節後半に注目したいと思います。『主よ、御足労には及びません。わたしはあなたを、自分の屋根の下にお迎え出来るような者ではありません』。ここには「見ずして信じる信仰」ということが示されております。ヘブライ人への手紙11章1節にこのような言葉があります。『信仰とは、望んでいる事柄を確信し、見えない事実を確認することです』。まさに百人隊長は、自らの信仰によって、部下の病気のいやしという「望んでいる事柄を確信し、見えない事実を確認した」のです。このような百人隊長の信仰が主イエスを動かしました。その結果、彼は主イエスとの恵みの契約に導き入れられ、愛する部下の癒しが与えられたのです。
◆私たちには本来、神に契約を結んでいただけるような資格はありません。しかし神は、私たちを愛するがゆえに恵みの契約へと招き入れてくださるのです。しかもこの契約は、私たちの良い行いに基づく契約ではなく、また条件付きの契約でもありません。「Being」、私たちの存在そのものを愛してくださる、神の側からの一方的な恵みの契約なのです。こうして締結された契約書の最も大きな条項は、主イエスが私たちの信仰の歩みすべてに於いて「共にいてくださる」ということです。
◆聖書協会共同訳聖書「詩編」37編5節『あなたの道を主に任せよ。主に信頼せよ。主が成し遂げてくださる』。主に任せる・委ねるということの根底には主への信頼があります。十字架の贖いと復活の主イエスの御名の権威を崇めて、すべてを委ねる中で、謙遜と従順と信頼をもって主にお従いしてまいりましょう。このことこそ、主の前に最も相応しい生き方なのです。





前   奏    - ちいさなかごに -    讃美歌第二編26番
招   詞   詩編37編5節(下記)
賛   美   讃美歌21-361 この世はみな
主の祈り  
聖   書   ルカによる福音書7章1-10節 (新約p.114)
祈   祷
黙   想
説   教   「恵みの契約に与るために」    東間克美師
祈   祷 
賛   美   讃美歌21-475 あめなるよろこび(1,2,4)
献   金  
感謝祈祷
賛   美   讃美歌21-27 父・子・聖霊の
祝   祷                     東間克美師
後   奏
幼児祝福式
分かち合い   

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あなたの道を主に任せよ。主に信頼せよ。主が成し遂げてくださる。
(聖書協会共同訳 詩37:5)



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