12月28日(日)10時30分~11時30分
メッセージ:「主イエスへの道、主イエスからの道」
聖書:マタイによる福音書2章1-12節
説教者:東間克美師
※どなたでも視聴できます。
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◆占星術の学者たちは、星に導かれてメシアに出会い、礼拝をささげました。注目したいのは1節の『東の方から』来たということです。「東の方」とは聖書学に於ける一般的な解釈に基づくならば「ペルシア」であり、彼らはこのペルシアの祭司階級に属する人物であったと言われております。この「東の方から来た」という言葉に1つのメッセージが示されていると思います。「東」は太陽が昇って来る方角ですから、「光」、「明るい所」というイメージがあります。しかし、旧約聖書を見ますと、アダムとエバがエデンの園から追放されたのは「東」でした。また罪深い「バベルの塔」を建てたのも『東の方から移動して来た人々』でした。さらに後の時代、「東の方」は、イスラエルを苦しめたアッシリア、バビロニアなどの侵略者の土地です。ですから「東」とは、「明るい所」ではなく、むしろ「闇」を表している、と言えるかも知れません。そのような「東の方から」やって来た学者たち。それは、闇の中で光を求める人々を象徴しているのではないでしょうか。
◆「東の方」からやって来てメシアに出会い、礼拝し、贈り物を献げて、また「東の方」へ帰って行った学者たち。彼らの「往路・往きの旅」は星の動きに導かれたものでした。そして旅の目的は『ユダヤ人の王としてお生まれになった方』を礼拝する、というものです。では、学者たちがメシアに出会った後の「復路・帰りの旅」はどのようなものであったのかに注目したいと思います。詳しくは書かれておりませんが、12節『ところが、「ヘロデの所へ帰るな」と夢でお告げがあったので、別の道を通って、自分たちの国へ帰って行った』。星についての記述はありません。また彼らの心の動きも記されておりません。マタイは淡々と記しております。このような学者たちの「東の方からの往きの旅」、そして「東の方への帰りの旅」を、私たちの歩みに適用してみましょう。
◆まず往きの旅は、私たちのこれまでの生き方を方向転換して、救いを求める道、主イエスに出会う道です。つまり「主イエスへの道」というものです。みなさまも、その人生のある時、この「主イエスへの道」を示され、救いへと導かれたと思います。つまり「主イエスへの道」とは、求道中の方々に備えられている「救いへの道」なのです。次に帰りの旅が私たちに示すこと、それは「主イエスからの道」というものです。12節の『別の道を通って』というのは、もはや過去に捕われる道ではなく、主イエスの救いに与った喜びに生きる道、新たな生き方を始める道、主の働きを行う道なのです。このように、「主イエスへの道」によって、主に出会ったという喜びは、私たちにとって、単に魂の救いと慰めを得た、ということに留まるものではありません。次のステップへと導かれるのです。それは「主イエスからの道」であり、主の宣教の働きを共に担っていくことです。「主イエスへの道」は星に導かれます。しかし「主イエスからの道」に於いては、インマヌエルの主ご自身が導いてくださるのです。
◆学者たちは星に導かれて長い旅をしてまいりました。しかし、そのことに先立って、神ご自身が天から地上へと旅をされたのです。それがクリスマスです。私たちにとっての「導きの星」。それは御言葉です。常に心を整えて、御言葉を聴く備えをしなければなりません。求道中の方は、救い主イエスを捜し求める旅に出てみてください。輝く星が、その旅を導き、主との出会いへと導いてくれることでしょう。また、すでにメシアと出会った人は、これからも主を礼拝する喜びを分かち合い、世の多くの人々に、主の恵みを伝えてまいりましょう。「主イエスへの道」、そして「主イエスからの道」。この2つの道は別々のものではなく、神のご計画に基づいて私たちに与えられている、一本の「信仰の道」なのです。
◆御言葉はいつも星のように、私たちの上に輝いております。私たちが日々の生活だけを追い求めるならば、そのことに気付きません。立ち止まって天を仰いでみましょう。その時、かつて学者たちをメシアへと導いた星の光は、今を生きる私たちに「神の言葉」として輝いて、信仰の道の光として導いております。「救い主・メシア」としてお生まれになった方を、私たちの人生の旅の同伴者としてお迎えして、すべてを委ねて生きる時、私たちは明確な人生設計図が示され、御言葉の光に照らされる中で、喜びに溢れる旅へと導かれるのです。このことこそ「主イエスへの道」、そして「主イエスからの道」であり、世の終わりまで続く「インマヌエルの道」の恵みであります。
前 奏 -いそぎ来たれ主にある民- S.A.ホーフランド
招 詞 ルカによる福音書2章20節(下記)
賛 美 讃美歌21-17 聖なる主の美しさと(1,3,4)
主の祈り
聖 書 マタイによる福音書2章1-12節 (新約p.2)
祈 祷
賛 美 讃美歌21-267 ああベツレヘムよ(1,3,4)
黙 想
説 教 「主イエスへの道、主イエスからの道」 東間克美師
祈 祷
賛 美 新聖歌325 歌いつつ歩まん
献 金
感謝祈祷
賛 美 2025年主題賛美歌 作曲:鈴木敦子
祝 福 東間克美師
後 奏
分かち合い
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羊飼いたちは、見聞きしたことがすべて天使の話したとおり
だったので、神をあがめ、賛美しながら帰って行った。
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