聖書は神の霊の導きを受けて書かれ(cf.2テモテ3:16)、誤りなき神のことばとしての権威を持っております。キリストを信じる者には信仰と生活の基準を示すもので、中心主題は「イエス・キリストの十字架による救い」です。この聖書をどのように読むかということは重要なことです。そこから信仰の世界が始まるのです。テキストのみことばは信仰を持つために大切なことを教えております。ここでいう「永遠」とは時間的な概念ではなく、「神との関係概念」であります。これは「質的な概念」であり、「神と共にある」ことです。従いまして「永遠の命」とは肉体的な命や時間的な命ではなく、神様からの恵みとして与えられる「神と共に歩む命」であります。人は誰でも救われたいという願いを持ちながら、その救いを与えてくださるお方を求めません。『求めなさい。そうすれば与えられる』(マタイ7:7)と主は言われます。物質的な物だけを求めるのではなく、生きる上で最も大切なものを求めていきましょう。神様の救いの招きは、すべての人に平等になされています。この招きに応答するか否かは「あなた」の決断なのです。
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