9月8日(日) 午前10時30分より
説 教:「湖の向こう岸に渡ろう」
聖 書:ルカによる福音書8章22-25節
説教者:藤巻正悟師
「湖の向こう岸に渡ろう」という主イエスの掛け声を受け、弟子たちはガリラヤ湖の対岸を目指して船出します。ところが湖は突然の強風に襲われ、波は激しく逆巻き、弟子たちを乗せた船は水をかぶって沈みそうになります。生命の危機を感じた彼らは、あろうことか嵐の中でもすやすやと居眠りをしておられる主を叩き起こします。
主が風と波をお叱りになると、たちまち全てが静寂へと戻っていきました。けれども問題はその後です。主は弟子たちを叱責されるのです。「あなたがたの信仰はどこにあるのか」と。
困難の中で落ち着きを失い、慌てふためき、右往左往する姿の中に信仰は見当たらないと主は咎められます。たとえ嵐の中にあっても、あくまで彼らは船から水を掻き出し続け、漕ぎ続けるべきであった。なぜなら船の中にはちゃんと主が共におられたからです。何も心配せず、共におられる方を信じ、自分のなすべき務めを果たし続ければよかったのです。弟子たちは主が眠る姿に気を取られ、主が共におられるという驚くべき真実をすっかり見失っていました。
インマヌエル、これぞ揺るぎなき救いの知らせです。私たちも主が眠っておられるのではないかと感じ、それを主の不在と見做し、主の力を見くびってしまう時があります。そして不信仰ゆえに惨めな醜態を晒してしまうことがあります。しかし私たちはそんな自らの不信仰の経験を通してこそ、インマヌエルの信仰に何度も何度も立ち返るのではないでしょうか。それをどこまでも繰り返しつつ、神の国という望みの港へと向けて少しずつ進んで行くのです。
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前 奏 − Fuga in d − J.パッヘルベル
招 詞 詩編 第107編29−30節
賛 美 21−363
主の祈り
交 読 文 交読詩編 第46編
賛 美 21−528
分かち合い
賛 美 − そびえる山々 − 聖 歌 隊
聖 書 ルカによる福音書 第8章22−25節 (新共同訳新約 119頁)
祈 祷
黙 想 − み神は高き天よりみそなわして − J.パッヘルベル
説 教 「湖の向こう岸に渡ろう」 藤巻 正悟 師
祈 祷
賛 美 21−462
献 金
感謝祈祷
賛 美 21−202
祝 祷
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