9月22日(日) 午前10時30分より
創立65周年記念主日礼拝
説 教:「御言葉に堅く立つ」
聖 書:イザヤ書40章8節
説教者:小野慈美師
今年の教会の聖句は、イザヤ40章8節です。「草は枯れ、花はしぼむが、わたしたちの神の言葉はとこしえに立つ。」形あるものは必ず滅びます。「とこしえに立つ」とは、時間と空間を超えて揺るがないという意味です。「神の言葉」とは、ただ、古文書である聖書に書いてある文章という意味ではありません。今も生きて働いておられる神様の約束、神様の意思であり、それは決して揺るがないということです。
ルカ15章で、主イエスは神様の心をたとえで語っておられます。「ドラクメ銀貨を十枚持っている女がいて、その一枚を無くしたとすれば、ともし火をつけ、家を掃き、見つけるまで念を入れて捜さないだろうか。そして、見つけたら、友達や近所の女たちを呼び集めて、『無くした銀貨を見つけましたから、一緒に喜んでください』と言うであろう。」(8-9節)
無くした銀貨を必死に探し、見つかったら大喜びするこの女性の行動は、神様の変わることのない意思を示しています。神様は、どんな犠牲を払ってでも、文字通り、血を流してでも失われた者を探し出そうとしておられます。十字架は、神が人間を探し求める強い愛の意思の表われに他なりません。「言っておくが、このように、一人の罪人が悔い改めれば、神の天使たちの間に喜びがある。」罪とは「的外れ」という意味です。創造の目的から外れてあらぬ方向を向いて生きていた人間が、創造者である神に立ち返ることを、神様は何にも増して喜んでくださいます。それくらい人間一人ひとりに心をかけてくださっています。私たちは、どうしてそのことを信じることができるのでしょうか。「言っておくが」とお語りになった方は、まさに命がけでこのたとえを語られたからです。そこに、「御言葉に堅く立つ」ことのできる根拠があります。
前 奏 − 神はわが砦 − J.G.ヴァルター
招 詞 詩編 第55編23節
賛 美 21−363
主の祈り
交 読 文 交読詩編 第67編
賛 美 21−18
教会の信仰告白
分かち合い
信仰告白
賛 美 − みことばはあまねく伝わり − 聖 歌 隊
聖 書 イザヤ書 第40章8節 (新共同訳旧約 1124頁)
ルカによる福音書 第15章8−10節 (新共同訳新約 138頁)
祈 祷
黙 想 − 主はわがかいぬし − J.パッヘルベル
説 教 「御言葉に堅く立つ」 小野 慈美 師
祈 祷
賛 美 21−564
献 金
感謝祈祷
バプテスマ式
賛 美 21−202
祝 祷 小野 慈美 師
後 奏
<捜真バプテスト教会の創立>
1948年(昭和23年)9月26日午前10時30分、120名の出席者により、初めての礼拝が献げられました。礼拝後、創立記念愛餐会と教会設立委員会が持たれ、名称を「捜真教会」とすること、主任牧師に千葉勇師、副牧師に森島卯之助師が就任すること、また執事等の選任がなされました。こうしてこの地に福音宣教の業が始まりました。
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