10月6日(日) 午前10時30分より
主日礼拝・聖餐式
10月6日(日) 午前10時30分より
説 教:「神様のまなざしを覚えつつ」
聖 書:マルコによる福音書12章38-44節
説教者:小野慈美師
@「やもめの献金」のできごとの直前の12:38-40には、律法学者に対する厳しい批判が記されています。献金などの宗教的な行為を通してさえも自分を良く見せようとする偽善が警告されています。「人は目に映ることを見るが、主は心によって見る」(サムエル上16:7)のです。
Aそれに対し、このやもめは、他人の評価から自由であり、神様のまなざしだけを見ています。それだけではなく、彼女は自分自身の評価からも自由です。つまり、たとえ小額ではあっても、全財産であることを自分は知っているわけですから、その敬虔を心ひそかに誇ることもできました。キリスト者も、この種の「ひそかな偽善」に陥ることがあります。真実の信仰は、神のみを見上げることによる精神の自由をもたらしてくれることを、このやもめは私たちに示してくれています。
Bまた、この出来事に流れているのは、悲壮感の漂う重苦しいメロディーではなく、感謝と喜びのメロディーです。このやもめが完璧な人間であったはずはありません。この日、神殿に来た彼女は、不完全な自分を包み隠さず神の前にさらけ出したのです。そのとき、彼女を赦し、受け入れて下さる神様のまなざしを覚えたのではないでしょうか。その感謝の故に、思わずそのときの全財産をささげたのです。毎回このようにしていたわけではないでしょう。「この貧しいやもめは、・・・だれよりもたくさん入れた」のは、誰よりもたくさん感謝したからなのです。
Cわたしたちも神様の前に立つ時、心の中が照らし出されます。しかし、神様は裁くために照らし出されるのではありません。罪に気付かせ、悔い改めさせ、赦しの恵みへとお招きになるためです。きょうも「立ち返りなさい。主イエスの十字架があるから、あなたは帰ってきてよいのだ」と招いておられる神様のまなざしを覚えて、御前に出て行きましょう。
礼拝内で献児式がありました。
<学校を覚える月間>
日本バプテスト同盟では、10月を「学校を覚える月間」として定めています。全国に建てられている同盟の協力団体(関係学校)の教育の働きを覚えて、特にキリスト教教育の業がさらに強められていくように、祈りを合わせましょう。
※礼拝視聴にはパスワードが必要となります。お申し込みは こちら
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前 奏 − 神はわが砦 − パッヘルベル
招 詞 イザヤ書 第55章8−9節
賛 美 21−425
主の祈り
交 読 文 交読詩編 第97編
賛 美 21−19
分かち合い
賛 美 − こすずめもくじらも − 聖 歌 隊
聖 書 マルコによる福音書 第12章38−44節 (新共同訳新約 88頁)
祈 祷
黙 想 − メディテーション − Satkz
説 教 「神様のまなざしを覚えつつ」 小野 慈美 師
祈 祷
賛 美 21−461(1−3節)
献 金
感謝祈祷
聖 餐 式 賛 美 21−81
聖書朗読と感謝祈祷
配 餐
賛 美 21−91
祝 祷 小野 慈美 師
後 奏
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