イースター主日礼拝
4月20日(日) 午前10時30分より
説 教:「あの方は復活なさったのだ」
聖 書:マルコによる福音書16章1-8節
説教者:小野慈美師
主の復活こそキリスト教信仰の始まりでした。イースターが無ければクリスマスは無かったのです。ただし、復活が何かの超常現象だけであったのなら、それはやがて消えていったでありましょう。復活の出来事によってもたらされた弟子たちの喜びこそが、彼らを宣教へと押し出し、今の私たちにも届けられているものです。では、その喜びとはどのようなものであったのでしょうか。
@十字架の日の明け方、ペテロは主イエスを三度も否みました。金曜日の朝から日曜日の朝まで、彼は自責の念にかられていたに違いありません。しかし、天使は墓の中で女性たちに言いました。主イエスは復活なさった。「行って、弟子たちとペトロに告げなさい。」丁寧に訳すと、「弟子たちにも、そして、ペテロにも」となります。弟子たちに告げなさいと言うだけでも十分なはずですが、あえて、ペテロの名前をあげたのです。つまり、主イエスを知らないと言ったあの「ペテロに」も確かに伝えるのだよと、念を押すかのような意味がこめられているのです。
Aさらに天使は告げます。「あの方は、あなたがたより先にガリラヤへ行かれる。かねて言われたとおり、そこでお目にかかれる。」その後、主イエスはガリラヤ湖のほとりで、弟子たちに現れました。ガリラヤは弟子たちの生活の場です。そこで、主イエスは「ペテロよ、あなたはわたしを愛するか」と三度お尋ねになりました。これは、「自分はもはや主イエスの弟子と呼ばれる価値などない」と思うペテロに対する「わたしはあなたを赦し弟子として改めて用いたいのだ」という招きの言葉なのです。ペテロに与えられたこの赦しによる新生が、きょうわたしたちにも与えられるのです。
「だれでもキリストにあるならば、その人は新しく造られた者である。古いものは過ぎ去った、見よ、すべてが新しくなったのである。」(口語訳 Uコリント5:17)
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前 奏 − 輝きのこの日 − J.S.バッハ
招 詞 コリントの信徒への手紙T 第15章3−5節
賛 美 21−322
主の祈り
交 読 文 交読詩編 第120編
賛 美 21−327
教会の信仰告白
分かち合い
賛 美 − ハレルヤ、ハレルヤ − 聖 歌 隊
聖 書 マルコによる福音書 第16章1−8節 (新共同訳新約 97頁)
祈 祷
黙 想 − 復活の主は − J.H.ブットシュテット
説 教 「あの方は復活なさったのだ」 小野 慈美 師
祈 祷
転入会式
賛 美 21−325
献 金
謝祈祷
賛 美 21−517 (アーメン)
祝 祷 小野 慈美 師
後 奏
転入会式が行われました。
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